OREAD Diary April 1-30, 2011

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April 30, Saturday 2011

Golden Week Special Open Mike

トップバッターは初登場、大澤春光さん。「傘がない」「あなたを愛する想い」。巧みなギターに繊細な歌声。Godin のガットギター。このギターを弾く人を他に2人知っている。レナード・コーエンと堀六平さん。島岡博さん。学生時代にふるさと飯田を思って書いた「死にかけた街」と先日飯田で恒例のコンサートを終えたばかりの豊田君の「チャオプラヤ河に抱かれて」。次は初登場のさやさん。「好きです」「アブラゼミと♀(大阪バージョン)」。若いのに、おじさんたちの迫力に臆することない堂々たる演奏。松下元英さん、これまた豊田君のカバー「雲遊天下」と、彼のオリジナルの名曲「追憶」。

続いて久々登場の名取由紀子さん。千葉県在住。震災の体験談のあと「乾杯」と「時代」をピアノで。いただいた短歌の雑誌に名取さんの短歌が10首掲載されていた。オーリアッドと関係する2首を―

  エスラジなるインド楽器は奏でたり天井高き寺院の荘厳
  碌山の<女>のポスター揺れている希望と絶望語る両の手


続いて、名取芳夫さん。先ず、京都の寺院で手に入れたという「波紋音(はもんおん)」という打楽器の披露。懐かしくも優しい幽玄なる響き。叩く場所によって異なる響き。そのあと、3月11日に体験した震災の話。今でも各地に震災の影響が残っているが、だいぶ落ち着いてきたらしい。藤森和弘さん、今日はカバーを2曲「青春」と「旅の空」。松尾晃さんと上浦憲道さん。松尾さんは2度同じことはしないアーティスト。今日はリードギタリストの上浦さんのサポートで、自らもギターを弾いて「夢の月光写真師」「カナキンとプロベラ」。前半最後は松尾レミさん。今売り出し中のグリム・スパンキーのボーカル&ギター。1曲目は上浦さんのサポートで「ダミーロックとブルース」。そしてソロで「ミュージック・フリーク」。2曲目を歌い始めたとき、彼女の声の深さに改めて感銘を受ける。それにしても、上浦さんの放つオーラはすごい。ギターも。









短い休憩のあと、先日 open mike に参加したLily☆Bell のコンサートを諏訪へ聞きにいってきたという原田和恵さん。「ラルゴ」の演奏と賛美歌を一曲。大澤さん、「飾りじゃないのよ涙は」。松下さんがジャンベでサポート。島岡さん「静かな音楽になった」。前にも聞いたことがある。ディランの Chimes of Freedom を思わせるいい歌である。さやさん、生きものがかりの歌。タイトルを聞きそびれた。松下さん、「我が心のヤスガーズファーム」。この歌も素晴らしい。名取(由)さん、「いい日旅立ち」の演奏。藤森さん、みんな知ってる歌をと、「見上げてごらん夜の星を」。松尾(晃)さん、上浦さんのサポートで自作の詩に曲をつけた「未熟児」。松尾(レ)さん、「エロルカ(?)」。最後に、駒ヶ根へ太田君のコンサート聞きにいってきたという赤羽真理さん。ご存知「千両梨の実」。最後の最後、時間が押していたので迷ったが「碌山」を歌うことに。昨日、ステージ背後の壁のキング牧師の垂れ幕をはずし、碌山の「女像」にかえたばかりだったし、名取(芳)さんが、この像の顎の線がどこへ向かっているのか、今夜オーリアッドに入ってから気になっていると語ったので。

Golden Week Spcial Open Mike と呼ぶにふさわしいライブになった。それにしても飯田には多彩なミュージシャンがいる。おそらく飯田を中心とする下伊那の昔からの「民衆文化」と関係があるのかも。今夜は特別ライブということで、時間を延長して「しばし歓談」。参加してくださったみなさんに感謝。

*いつものことながら、曲名を間違えてるものがあるかもしれません。それに聞きそびれたものも。ご容赦ください。


April 29, Friday 2011

午後、とうもろこし用の畝にマルチをかけ、種をまく。もうひとつの畝には人参と牛蒡の種をまく。何年も前に一度だけ牛蒡をつくったことがある。地面に深く根を下ろし、掘るのが大変だった。今年は短めの牛蒡をつくることに。そのあと、トマトの苗を植えるところと、畑の周囲に耕運機をかける。畑がきれいになった。例年の草ぼうぼうの畑とはかなり違う。新しい道具のおかげ。

6時、オーリアッド。今夜も Oh Mercy がスピーカーから。When Teardrops Fall と Man in the Black Coat の2曲を印象深く思い出した。ついこの間の作品と思っていたが、20年以上も前の作品。時間の感覚がなくなってしまったような。

原田さんと一局。今日はかろうじて勝った。少し手を抜いてくれたのかも。

遅くに、何人かのお客さん。一人は昔ぼくのクラスにいた人。見違えるようにきれいになっていた。昨日と今日とカウンターに置いておいた Bridege Over Troubled Water (40周年記念盤)を買ってくださった人がいた。DVDを是非見てほしい。

明日はオープンマイク。賑やかになりそうだ。



April 28, Thursday 2011


連休前、最後のクラス。新入生にとっては入学後最初の長い休暇。うれしそう。

昼間はかなり暖かかったが、夜になったら冷えてきた。ストーブをつけることに。今夜は久しぶりに Oh Mercy を聞く。1989年にリリースされたアルバム。この頃のアルバムは聞き込んでいないので、久しぶりに聞くと新鮮だ。現在の世相を反映しているかのよう。というよりも、おそらくいつの時代もそうなのだろう。

  We live in a political world
  Love don't have any place
  We're living in times
  Where men commit crimes
  And crime don't have any face.

  We live in a political world
  Icicles hanging down
  Wedding bells ring
  And angels sing
  Clouds cover up the ground.

  We live in a political world
  Wisdom is thrown in jail
  It rots in a cell
  Is misguided as hell
  Leaving no one to pick up a trail.

  私たちは政治的な世界に住んでいる
  そこに愛の入り込む余地はない
  私たちは生きている
  人間が犯す犯罪に
  顔がない時代に

  私たちは政治的な世界に住んでいる
  ツララが垂れ下がり
  婚礼の鐘が鳴り
  天使たちが歌い
  暗雲が地面を覆っている


  私たちは政治的な世界に住んでいる
  智慧は刑務所に投げ込まれ
  独房の中で朽ち果て
  ひどく歪曲され
  誰もその跡を辿ることはできない


注射のおかげか、飲ませた薬のせいか、はたまた、ただ時間が経っただけか、フィービーは元気になって、走り回っている。問題はソフィーのほう。Anxitane を飲ませてはいるがまだまだ問題行動はやまない。しばらく続ける必要がありそう。


April 27, Wednesday 2011

朝、フィービーを獣医さんに連れていく。昨日から左足を引きずって歩き、元気がない。食欲もなく、熱もありそう。左足の肉球に傷がある。化膿止めの注射を打ってもらい、一週間分の飲み薬をもらう。

ついでにソフィーのスプレイングを止めさせるにはどうしたらいいかお聞きすると、Anxitane なる錠剤を試してみてくださいと渡される。家に戻り調べてみたら、犬や猫の不安や恐怖を和らげる薬である。いわゆる精神安定剤だ。驚いた。犬や猫にも精神安定剤。

午後から雨になるとの予報。昼過ぎ、急いで、家人がネギ苗を植えている間、とうもろこし用の畝を2本つくる。3時ごろから小雨が降り始め、夜には本降りとなった。

夜、オーリアッド。外は激しい雨。スピーカーからは Street Legal。

学生からのメールに返事を書いていたら、Can't Help Falling in Love はゆっくり過ぎて眠くなるというのがあった。そして彼女の好きな音楽は RADWIMPS だという。聞いたことがないバンド名。調べてみたら YouTube にあった。若者たちはこんな音楽を聞いているのかと、驚く。でもこのバンドはすごい才能だ。言葉が実にユニーク。日本のポピュラーミュージックもここまできたかと、感慨深いものがある。

http://www.youtube.com/watch?v=7MaF-bWeLGw&feature=artist

先ず上のURLをクリックしてバンドの演奏を聞き、言葉が聞き取れなかったら、(おそらく誰も聞き取れないと思われるが)、下のURLをクリックしてみてください。字幕つきです。

http://www.youtube.com/watch?v=V0JpjQWssr0&feature=related



April 26, Tuesday 2011

九州では30℃を超す夏日になったところもあったようだが、信州は今日も寒い。しかもほとんど一日雨。

今日は、アルプス市場でねぎ苗を100本買ってから、キャンパスへ。帰りだと売り切れている可能性がある。先日碌山美術館の帰りに買った100本の苗を植えたが、あと200本は必要。もう100本は近所の方から分けてもらえそう。

2コマのクラス。今日の歌は Amazing Grace。例年のように [ s ] の練習。そしてジョン・ニュートンの話も。3講時のクラスのディクテーションで、完璧に10問聞き取ることができた学生が一人いた。4月のこの段階でこれだけ聞き取れた学生は、覚えている限り初めて。驚いた。5割聞き取れればいいほうである。

4講時のあと、一人の学生が話しかけてきた。スティーブ・ジョブズの3つ目の話について。つまり「死」について。真面目にいろいろなことを考えている学生である。しばらく話をする。「死」をネガティブに捕らえるのでなく、避けることのできない「死」を前にすれば、本来無一物、心の願いに従えない理由はない、というジョブズの考えをうまく伝えることができたかどうか。ジョブズの考えは、あくまでも死ではなく生に重点が置かれている。「今日が人生の最後の日だと思って生きたら、必ず当たる日がある」という彼の言葉を、死への憧れととらないように。


April 25, Monday 2011


血圧を下げるためには、甘いものを避けて、運動すること、とテレビでやっていた。早速歩くことに。いつものウオーキングコース。山の腰道から城山公園にかけて桜が満開。色はそれほど鮮やかではないが綺麗だ。守屋山が遠くにかすんで見える。

帰路、祖母とよく来た樋田不動尊堂へ。ここも桜、桜、桜。不動尊堂から国道に出て、橋を渡り始めると雨が降ってきた。家に着く頃にはかなり激しく。






午後、外に出ると雨が止み、陽が射していた。白い木蓮が青空に映えてきれいだ。石の祠の近くに紫の小さな花が咲いていた。家人はクロッカスだというが、ぼくが覚えているクロッカスとは形が違う。とてもきれいな花。



夜、明日のクラスの準備。それに木曜日のクラスの学生からのメールの返事を書く。

『明日に架ける橋』の40周年記念の初回生産限定盤が売れているようである。今日の出荷分でソニーには在庫がなくなったとのこと。店頭に並んでいる分が売れてしまえば、あとは通常盤の2枚組しか手に入らなくなる。但し、S&Gのファンはすでに『明日に架ける橋』も『ライヴ1969』も持っているだろうから、DVD(「ソングズ・オブ・アメリカ」「ハーモニー・ゲーム」)を見たいということであれば問題ないかも。DVDの評判がいい。ぼくは熱心な S&G のファンではないが、このDVDには感動した。今日も午後通して見た。新たな感動が。


April 24, Sunday 2011

お昼を食べてから、隣の区の公民館へ町会議員選挙の投票に。戻ってから、ネギ用の畝を2本掘る。家人がネギ苗を植えている間、畑が日陰になるから切ってくれと言われていたモミジと松の枝を何本か電動ノコで切り落とす。スッキリした。モミジと松の木はスッキリしたが、ぼくは疲労困憊。夕食までうとうと。

10時過ぎ、町議選の結果を町のテレビで知る。前回は票を集計する町の職員たちの映像を見ることができたが、今回は結果のみ。

しなければいけないことはたくさんあるが、眠くて仕方がない。早目に寝ることに。


April 23, Saturday 2011

昨日午後遅く降り始めた雨が、今日一日降り続けた。時にはかなり激しく。

夕方6時、辰野美術館へ。「サクラ・イブニング 2011」。先ず1階、1月にぼくが歌わせていただいた会場で、蓄音機コンサートを聞く。選曲・解説は小口日出男さん。「荒城の月」(藤山一郎)、「梅と兵隊」(田端義夫)「赤城しぐれ」(霧島昇)など。ときにはゼンマイが緩んで音がゆがんだりするのも懐かしい。そのつど小口さんがあわててハンドルでゼンマイを巻く。そのあと、造形作家木村仁さんの折り鶴の作品が飾られている2階の会場へ。篠笛の演奏。奏者は山口世紀さん。伝統的なお囃子の演奏に加えて「竹田の子守唄」「アメイジング・グレイス」など。天に昇る折り鶴の柱が中心に立つ部屋に篠笛の柔らかい繊細な響きが充満する。

そのあと伊豆牧子さんのダンスのパフォーマンスを見たいと思ったが、すでに7時半近い。会場におられた木村さんに挨拶もできずに、オーリアッドへ。オーリアッドにはすでに予定の出演者のみなさんがお見えになっていた。

トップバッターを原田和恵さんにお願いする。「G線上のアリア」の演奏、そして「主を待ち望む者は」と「人生の扉」。最後の歌はラジオで聞いて好きになった歌とか。いい歌である。I still believe it' worth living. というのが最後の一行。I agree! 続いて松橋亮輔さん。前半はベースで、ジャコ・パストリアス風に「ブラック・バード」「アメリカ」、そして「トレイシーの肖像」。3曲目は以前にもバンドできたとき聞いたことがある。そのときはフレットレス5弦ベースだったが、今夜は4弦のフレットのあるエレキベース。

藤森和弘さん。「人生に勇気」「子守唄のように」「さくら」「今日は土曜日」の4曲。3曲目は森山直太郎さんのカバー。ものすごい高音。ぼくには絶対歌えない歌。前半の最後、ぼくが昨日碌山忌記念コンサートで歌った3曲、「次郎」「千の風」「碌山」。

「碌山」を歌おうとしているところへ、ドアが開いて「異様な雰囲気」の二人が入ってくる。よくみると、木村仁さんだ。もう一人の人は誰だかわからない。只者ではないことは確か。「碌山を」歌って、休憩。休憩時間にカウンターにすわったお二人と話す。もう一人の人は北澤一伯さんだった。ずっと以前、辰野駅近くの日通の古い建物の中で彼の造形作品を見、話を聞いたことがあった。










せっかく木村さんにきていただいたので、辰野美術館での木村さんの作品のためにオーリアッドでもみなさんに折り鶴を折ってもらったこと、そしてそのうちの何人か今日もお見えになっているとお話し、スピーチをお願いする。折り鶴をモチーフにして作品を創るようになったのは、松代大本営跡で、日韓共催のワールドカップが行われた2002年の夏、韓国から造形作家を招聘し、松代現代アートフェスティバルを開催したことが契機になったとのこと。そのフェスティバルも今年で10回目になる。そのフェスティバル参加アーティストである北澤さんにもお話を伺う。特に、日通の古い建物でのパフォーマンスについて。

後半、歌のトップバッターは藤森さん。「チェインジ」「もうすぐ一年生」、そして久々に聞く「クローズ・ユア・アイズ」。藤森さんのギターで、木村さんに歌ってもらおうと思ったが、あいにく、二人のレパートリーが合わない。「花はどこへ行った」なら歌えるとのことで、赤羽真理さんがいればよかったが、ぼくのギターと松橋さんのジャンベで「花はどこへ行った」。英語と日本語で。

続いて原田さん「ラルゴ」の演奏、そして「君は愛されるため生まれた」と「そばにいるよ」。いつ聞いてもこの2曲はいい。次に原田和夫さんに3分間スピーチをお願いする。松代大本営と戦争の話を受けて、御自身の戦争体験と、戦争に対する思いを語る。

松橋さん、後半はジャンベで即興演奏。力強い響き。もっとも得意とするのがドラムズとのこと。納得。次に愛音ちゃん、ギターの藤森さんとジャンベの松橋さんのサポートで「カントリーロード」と「ふるさと」を歌う。今日は本当に大きなしっかりした声で歌えた。最後に、原田、松橋、三浦で「アメイジング・グレイス」。これで今夜のオープンマイク終了。木村さん、北澤さんの登場で、いつもとは一味違った刺激的な一夜に。

その後しばし歓談。ほとんどみなさんがお帰りになったあと、太田裕士さんが入ってくる。松本でのライブの帰りとのこと。マスタリングの済んだ音源を聞かせてもらう。一曲目の音が流れた瞬間、プロのエンジニアによって音が処理されたことがわかる。全9曲、時間にして30分。そのうち歌は「宇宙の歌」と「虹の中へ」。意表をつく1曲目も歌といえば歌といえるかも。演奏では「天の河原で」がもっとも印象的。家人の感想は「全体的に明るくなったね」とのこと。いいアルバムになりそうである。



April 22, Friday 2011

碌山忌記念コンサート。1時近くに会場着。早速「サウンドチェックを」と言われる。短縮した「祈りの歌」を歌うと、もう一曲といわれ、「風に吹かれて」を英語と日本語で。そのあと、碌山美術館長の所先生の挨拶から第101回碌山忌の記念コンサート開始。「早春賦愛唱会」のみなさんの「早春賦」の合唱。その合唱に耳を傾ける仁科先生。碌山研究の第一人者。先生の著書がなければぼくの「碌山」は生まれなかった。

影武者さんのシンセサイザーの演奏のあと、松代の混声四分合唱団「ウインズ」のみなさんの合唱。松代は多くの童謡や唱歌の作詞をした海沼実さんの出身地。彼の作品を中心にした童謡・唱歌の合唱。素晴らしいハーモニー。ここで一部終了。このあと、寒さゆえに、また雨も懸念され、グズベリーハウスへ移ることに。






二部の最初は引き続き「ウインズ」のみなさんの合唱。「お猿のかごや」「やさしいお母さま」など海沼実作品を中心に。最後は「上を向いて歩こう」と「明日があるさ」。海沼作品の中でぼくが一番好きな「みかんの花咲く丘」が歌われなかったのは残念。

ウインズのあと桂聡子さんのフルート。タイトルを失念したが、2曲目の演奏は実に素晴らしかった。最後フルートの音色が静に消えていったとき、誰もが息を飲み、しばらく沈黙が続いた。そして割れんばかりの拍手。確かベルリオーズの作品だったような。

次にぼくが「次郎」(short version)、「千の風」、そして「碌山」を歌わせていただく。マイクの用意をしていなかったので、声が少しでも届くようにと今日は立って歌うことに。最後に、西山紀子さんの足踏みオルガンの演奏にあわせて「ふるさと」を全員で合唱。最後の最後、碌山美術館理事長山田先生の挨拶。先生にはCD『碌山』制作の際大変お世話になった。

こうして毎年、碌山を愛する人たちが集う碌山忌で歌わせていただけるのは本当に嬉しく有難いたいことである。毎年新しい出会いがある。今年は沖縄からこられたという比嘉良和さんが話しかけて下さった。な、なんと、ミュージアムショップで『千の風』を5枚、『碌山』を5枚購入してくださっていた。比嘉さんは、大工さんとも知り合いとのこと。また、大阪から安曇野に移り住んだという方も、「次郎」が気に入ったが、CDになっていないかと話しかけてくださり、『碌山』を購入してくださった。彼女は、「安曇野に引っ越してきて本当によかった」と述懐されていた。

家人が松本一本ネギの苗を買いたいとのことで、帰りは下の道を通って帰ることに。以前にも寄ったことのある路傍の店に苗があった。昨日アルプス市場に寄ったときは売り切れていた。甘酒の作り方の説明がついた麹も買う。その説明には、「甘酒は日本のヨーグルト、肌のために最高の食品」と書かれていた。肌のためにいいかどうかわからないが、ぼくは甘酒が好きだ。

夜、1時間遅れでオーリアッド。しばらくして長島功さん。四方山話。長男が4月から中学生で、部活をどうするか考えているとのこと。


April 21, Thursday 2011

松本へ向かう山麓線からの今朝の景色。実に美しい。雪を頂いた山の麓が安曇野。



午後2コマのクラス。もの忘れがひどくなったぼくが、先週したことを繰り返す失敗もあったが、なんとか無事終了。All My Loving, Can't Help Falling in Love もいい発音で歌えるようになった。特に4講時のクラスの歌声は実に美しい。長年歌で発音を教えてきたが、このクラスは one of the best three。

夜、オーリアッド。家人と交代。原田さんにまた負けた。最近、というよりもいつものことながら、詰めが甘い。明日の朝5時おきで、原田さんは高遠の桜を見に行くとのこと。なるほど。その手があった。平日の昼間でも、全国からの車や観光バスがいっぱいで前に進めない。

この地へ戻ってきた頃、一家5人で行ったことがある。そのときはまだそれほど混んでいなかった。ところが何年か前、思いついたように出かけたが、あまりの渋滞に途中で引き返したことがある。

遅くに、某学習塾の校長先生。同志社大学出身。ほんやら堂にもよくいったことがあるという人。震災の話から、彼の好きなデイヴィッド・ボウイやルー・リードの話まで。サイモンとガーファンクルは好きかと聞くと、車にベストアルバムが入っているとのこと。そこから『明日に架ける橋』の話題に。ぼくよりずっと詳しい。

11時を少し過ぎて閉店。家にもどる道のりの半分ほどきて気がついた。ギターを入れるのを忘れた。明日は碌山美術館での「碌山忌記念コンサート」。ギーターを取りに引き返す。

赤羽真理さんが歌う「人生の海の嵐に」のもとの歌 My Soul in Sad Exile の YouTube を見つけた。英語の歌詞を読み、メロディを聞くことができる。http://www.youtube.com/watch?v=JbJNaYD24zI


April 20, Wednesday 2011

昨夜は寝たのが3時。今朝目覚めたのは9時。外を見ると久し振りにいい天気。青空が美しい。カメラをもって外に出る。庭の東側にあるコブシの花が咲き始めている。梅の花もまだ咲いている。その近くには早咲きのツツジの花。寒いけれど気持ちのいい朝。



朝食後、ガレージの裏にカボチャ用の畝を作り、マルチをかぶせる。

午後、明日のクラスの準備。「email でライティング学ぶクラス」の学生から送られてきたメールの返事を書く。中国からの留学生が特に熱心で、すでに3,4回メールのやりとりをした。このクラスでは間違いを指摘するのではなく、間違えてもいいから、とにかくたくさん書くように奨励したい。

夜、土曜日以来初のオーリアッド。開店直後、「城前の桜を見てきました」と二人の年配の女性。彼女たちはウオーキングの帰りにときどき寄ってくれる。

スピーカらからは届いたばかりの Bridge Over Troubled Water。家にもどり、アマゾンをチェックしたら 音楽部門で26位。フォークロックの部門で1位。


April 19, Tuesday 2011

昼前、松本へ行くために玄関を出て、郵便受けを見ると、ソニーミュージックから、『明日に架ける橋』(40周年記念盤)のサンプル盤が届いていた。早速、車の中で disc one (Bridge Over Troubled Water) を、帰路、disc two (Live 1969)を聞く。

disc one で好きな歌はやはり、 Bridge Over Troubled Water, El Condor Pasa, Cecilia, The Boxer, Song for the Asking である。中でも The Boxer が一番好きだ。特にブリッジのように挿入されている歌詞のところが。

  いつの間にか年月が過ぎ去り
  今は穏やかな時間が流れている
  ぼくは昔より年を取り
  未来の自分より若い
  でも珍しいことじゃない
  決して不思議なことじゃない
  どんなに変わったように見えても
  人は本質的には変わらない
  どんなに変わっても
  本質的には何も変わらない

夜、disc three (DVD) を見る。 1969年11月30日にCBSで放映されたテレビドキュメンタリー Song of America と、この記念盤のために作られた The Harmony Game の二つのビデオが入っている。合わせて2時間を少し超える長さ。

昔からの S&G のファンにとっては、この DVD は嬉しい贈り物だろう。特に The Harmony Game は、彼らの音楽の本質を知る上で欠かせない。DVDだけでも、この高価なパッケージを購入する価値がある。現在アマゾンでの価格は3580円。音楽部門53位。ロック部門では、震災支援のためのオムニバスCD, Songs for Japan に続いて2位。しかも、63日間100位以内。

歌詞、ライナー、そしてDVDの訳を改めて見直してみる。今なら違う訳をしただろうと思うところがいくつかある。(しかし、これはどのアルバムに関しても、作品として出来上がってきたときには感じるもの。)しまったと思ったのは、The Harmony Game の最後のほうで、Song for the Asking に関して、アートが It's Paul's calling card. というところを「ポールの名刺のような歌だ」と訳したつもりが、「ポールの名詞のような歌だ」になっていた。何度も見直したはずなのに。

『明日に架ける橋』40周年記念盤、明日発売。


April 18, Monday 2011

朝10時、病院へ。皮膚科。もう何年も前、右の眉毛の端に小さいホクロがあるのに気づいた。それが徐々に広がり始め、最近それがイボのように盛り上がってきた。カユミもある。内科の先生には心配しなくてもいいと言われたが、専門の先生に診てもらうことに。皮膚科の先生にも結局同じことを言われただけ。でも一安心。

病院の帰り、中学前のLCV(ケーブルテレビ会社)へ。地上デジタル化の前に今まで使っていたコンバーターではなく新しいコンバーターが必要とのことで、その無料レンタルの申請にいく。今日は申請だけと思っていたら、渡された紙袋の中にコンバーターが入っていた。

この接続がややこしい。マニュアルを見ても何を言いたいのかよくわからない。家人が電話で問い合わせて、試行錯誤のすえようやく接続完了。それにしても驚いた。デジタル、BS、CATV を3種類の番組を見ることができて、そのチャンネルの数は夥しい。ぼくが見たいのは通常の地デジのほかに、CNNと BS1 と BSプレミアムだけ。

それでも今夜は、子供がおもちゃを手にしたように、チャンネルを変えて、いろいろの番組を見てしまった。MTV ではアメリカのトップ20をやっていた。


April 17, Sunday 2011

夜、ETV特集で「カズオ・イシグロを探して」(In Search of Kazuo Ishiguro)を見た。 昨日は午前中、かなりハードな畑の仕事をしたせいか、今日は一日中うとうと。しかし、1時間半のその番組を見ている間、まったく退屈もせず、眠くもならなかった。それほどに魅力的、刺激的な番組だった。特に、今映画が公開されているという『わたしを離さないで』のプロットには愕然とした。最近見た番組の中では掛け値なしに No. 1 。イシグロの世界観に大いに共感した。

途中、彼が作家になる前、1970年代の中ごろ、ボブ・ディランのようなシンガーソングライターになりたくて、アメリカを放浪して歩いたというところがあって面白かった。そのときの彼は長髪でひげ面だった。

彼の名前は前からよく知っている。でも一冊も読んだことがない。Never Let Me Go を読みたいと思っている。


April 16, Saturday 2011

東京から Simon & Garfunkel ならず、 Muto & Mizobe (以下 M&M)を迎えてのオープンマイク。楽しい夜になった。Lily☆Bellもいい演奏を聞かせてくれた。6時過ぎドアーが開いて、Lily☆Bellの二人が入ってきたときは驚いた。2週間前に連絡をいただきながら、すっかり忘れていた。失礼しました。

トップをLily☆Bellにお願いする。老人保険施設「あららぎ」に入所していた99歳の方の詩に曲をつけたという「あららぎの唄」からスタート。続いて意表をついて美空ひばりの「悲しい酒」。おじさんたちから歓声が飛ぶ。そして自らの子供への気持ちを歌った「ありがとう」。澄んだ歌声。安定したギター。

丸山俊治さん、桜咲くこの季節にはよく合う「三角広場に桜咲く頃」、「白雪先生」、そして身体は老いても心は青春の「心の鏡」。原田和恵さん、まずピアノソロ「ラルゴ」から。そして<私の愛する子よ/下ばかり向かないで>という言葉で始まる「傷のある手」。そして自らを励ますためによく歌うという「ゴッド・ブレッス・ユー」。次にぼくが「祈りの歌」と「果樹園の道」。

ここで M&M の二人にお願いする。昔から彼らのテーマ曲だったという「スカンピン」から。2曲目「転がる石のように」はタイトルからしてディランの影響が顕著。3曲目「Where Have All the Hippies Gone?」。強烈なメッセージ。ドライブ感のある演奏。彼らのあと、白馬からやってきた白馬童子こと佐藤尚志さん「八百屋お七」の小唄を披露。こんな芸があったとは。

ここで今朝まで南相馬市でボランティアをしていたという薦田浩さんにレポートをお願いする。かつて彼は双葉町の原発施設内にあった GE(原子炉設計のゼネラル・エレクトリック社)の技術者のためのゲストハウスで働いていたことがあるという。この地で彼は屋内退避をしている人々のために支援物資を配達するボランティアをしてきた。彼のスピーチの結論は、To make a long story short: 今こそ大量生産大量消費の生き方を見直す必要がある。 Ditto。

前半最後は、赤羽真理さん。「旅人の木」、そして瞬きの詩人水野源三さんの詩に曲をつけた「今すぐに」。ここで休憩。スピーカーからはボブ・ディランの The Greatest Hits。そして丸テーブルには丸山さんが山や花や草を描いたスケッチブック。心はいつも青春。常に美しきものを求める心。









後半トップは、青森県出身の工藤順子さん。薦田さんの話を受けて、若かりし頃(今でも若いが)、六ヶ所村の原発関連施設の反対運動をしていた頃受けたさまざまな「妨害」の話。原田さん、ピアノで一曲「G線上のアリア」、そして「君は愛されるため生まれた」。この歌は原田さんが歌うのを聞いて初めて知った。とてもいい歌である。いろんな人たちが歌っている。こんなYouTubeもあった。

続いて M&Mの二人。1曲目のタイトルは何と「 Go Get Stoned」。「Everybody Must Get Stoned 」を彷彿させる。続いて、「中目黒1979」。シュールな歌詞とドライブ感あるサウンド。「サブタレイニャン・ホームシック・ブルーズ」か。丸山さん「デノミの灰」、そしてご存知「おじさんたちよ」。丸山さんの原点。本日最年長の丸山さんのあと最年少の中村弾君。「まだ少し季節は早いけれど去年つくった夏の歌を歌います」といって歌い始める。以前にも感じたが、すばらしい感性。

赤羽さん、「人生の海の嵐に」と「千両梨の実」。後者は大月高志さんのサポート。続いて大月さんの「カノン」。最後にLily☆Bellの二人が「風わたる大地に」と「君は愛されるため生まれた」。前者はボーカルの平出美恵子さんの両親の出会いの地である満州に思いを馳せて書かれた歌。後者は、原田さんのあとを受けて「歌ってもいいですか」かというので「いいですよ」とお願いした歌。近いうちに原田和恵(ピアノ&ボーカル)、平出恵美子(ボーカル)、藤森哲也(ギター)の三人で歌う機会があればと思う。

時間も遅くなったし、ここで終了しようと思ったが、M&Mの武藤さんが、若いころ聞いたぼくの辰野を歌った歌が印象に残っているとMCで語ったのを思い出し、最後に「薫子」を歌う。

その後、しばし歓談。1978年2月20日、ボブ・ディランの武道館での初日のコンサートのあと、M&Mの二人にお会いしたことは忘れていた。33年振りの再会ということになる。また是非歌いにきてほしいもの。


April 15, Friday 2011

火曜日、家人が留守の間に、近所のおばさんが親切にも、玉葱の畝の草取りをしてくれた。時々家人から車に乗せてもらうお礼とのことだが、雑草の現状を見るに見かねてのことと思われる。

今日の午後、枯れ枝に火をつけ、その上にその草をのせて燃やした。しばらくすると、いいオキ(熾)ができた。久し振りにダッチオブンを出してきて、蒸し焼きをする。玉葱、ニンジン、ジャガイモ、それにイカ。



夕食前、血圧を計ったら、劇的に下がっていた。汗を出して働いたのがよかったのか。朝飲んだ薬がきいてきたからか。いずれにしろ今日は一石三鳥。1.枯れ枝の整理。2.美味しい夕食。3.血圧降下。

庭はまだまだ殺風景。花も新緑もこれから。一本の梅ノ木だけこの数日の暖かさで咲き始めた。雨が降りそうな雲行きなのに、そこだけ光が射しているよう。

夜、オーリアッド。太田君がやってきた。コンサートの予定のチラシをもって。CDのレコーディングも順調で、あとはトラックダウンとマスタリングだけとのこと。すっかり元気になった。よかった。

原田和夫さんが遅くにやってきた。今夜は奇襲作戦に負けた。うーむ、負けがこんでいる。

碌山忌はずっと先のことと思っていたが、来週の金曜日。一週間後。


April 14, Thursday 2011

先々週の初日ほどではないが、昼休み、生協前の広場はにぎわっていた。駐車場から歩いていくと、先ずジャズの演奏が聞こえてきた。信大JAZZ研。事務局のほうへ歩いていくと、今度はロックの演奏が聞こえてきた。リードギターが唸りをあげている。合気道部のたて看も立っている。図書館に続く道を見れば、桜も咲き始めている。




春になった。学生たちも青春の真っ只中。ぼくにもああいう時代があったとしばし立ち止まる。ヘッセの詩を思い出した。

  
・・・・・
  私の後ろには、青春がためらいがちに立ち止まり、
  美しい頭をかしげ、
  これから先はもう私といっしょに行こうとしない。 
            (ヘルマン・ヘッセ「青春」より、高橋健二訳)

先週の最初のクラスで All My Loving を歌い「Google に、youtube all my loving と入力したら出てくるよ」といったら、今日4講時が終わったあと一人の学生が話しかけてきた、「YouTubeで少なくとも30回は聞きました」。この歌(特に2番)は閉鎖音pbtdkgを学ぶのにとてもいい。今日は Can't Help Falling in Love を歌う。鼻音[ n ]を説明するため。

夜、オーリアッド。遅れて7時過ぎに。すでにジブランの会の方々が勉強を始めていた。


April 13, Wednesday 2011


本日発売予定だった『明日に架ける橋』(40周年記念盤)は、一週間遅れて4月20日に発売されることに。このCDとDVDセットはお勧めです。DVDがいい。彼らのメローディアスな音楽の背後にある断固とした姿勢に感動する。アート・ガーファンクルの老け方が素敵である。なぜか彼は映像の中で阪神タイガースの帽子をかぶっている。今ならアマゾンでおよそ1000円引きの3429円で予約できます。

昼前、昨日依頼された対訳を送る。こちらはブルース・スプリングスティーン。Blue Christmas。エルヴィスのカバー。圧倒的なEストリートバンドの演奏。ブルーどころかレッドというべきか。 very exciting!

午後遅く病院へ、定期健診。ここしばらく血圧が高い。試しに一ヶ月だけ、もう一種類の降圧剤をとってみることに。隣町の禅寺の山崎老師に久しぶりにお会いする。順番を待つ間しばらくお話を伺う。上伊那仏教会の若い僧侶の方々が東北の被災地へボランティアに出かけた話や、沢木興道老師のお話など。

6時、オーリアッド、日中は気温はかなり上昇したが、夜になったら冷えてきた。寒暖の差が大きい。まだまだヒーターから離れられない。今夜の音楽はナンシー・グリフィス。それに、アーロー・ガスリー。

9時過ぎ、原田和恵さん。しばらくしてお父さん。教会での集会の帰りのよう。お父さん曰く「東北へボランティアに行く準備を始めました。ポンポン菓子を焼く機械を積んでいき、向こうで焼いてやろうと思う」。和恵さん「私も行く!」。何とセキギョク的な親子よ。原田さんは昔、印刷会社を始める前、ポンポン菓子を焼く商売をしていたことがある。ぼくもついていきたいくらいだ。

シンディー・ローパーの SONGS は最後の Time after Time だけ見ることができた。キーボードとTOKUさんのフリューゲルホーンだけのシンプルな演奏。再放送は4月20日(水)午前1:30〜1:59 NHK総合。


April 12, Tuesday 2011

午後2コマのクラス。教室は一昨年までよく使っていた40番教室。防音壁の音楽室。それはいいのだが、問題はちょっと広すぎることと、机の形が変形で使いづらいこと。それに今日気づいたのだが、木曜日の33番教室と比べると、DVDの映像が小さい。

今日は家人が留守なので帰路、CD-Rにプリントするソフトを買ったあと、COCOS で夕食をとることに。食事をしているところへケイタイに電話。東京のKさん。南相馬市でボランティアをしているとのこと。彼の友人2人が今度の土曜日のオープンマイクに参加したいとのこと。彼もその日東京へ帰る前に南相馬から辰野へ寄るとのこと。彼の大学の卒論は Bob Dylan。

家に帰ると、1曲だけの対訳の依頼が入っていた。難しい歌ではないが、YouTubeを聞いて歌詞を確定する作業に時間がかかる。歌詞だけならまだしも、掛け声のような語りかけを聞き取るのが難しい。今夜中には送れそうもない。

プロ野球が始まった。始まったけれど、例年とはどこか違う。震災の影響下にまだ誰もがいる。


April 11, Monday 2011

終日、前期4クラスのためのCD-Rづくり。RealPlayer が調子悪く、Windows Media Player を使うことに。昨年秋、ハードディスクがダウンしてしまったのは返す返すも残念。RealPlayer に保存していた多くの音楽が失われてしまった。それにCD-Rの表面に印刷するソフトも。今日は無料のダウンロードを試みたが, but in vain。

午後、RealAge というサイトから"Does having a sweet tooth increase your risk of diabetes?"(甘党は糖尿病の危険が多いか)というメルマガが届いた。血圧、体重と身長、年齢、睡眠時間などについてのいくつかの質問に答えて入力したところ、かなりの確率で糖尿病になると診断された。それを防ぐために必要なのはエクササイズだという。早速、付け焼刃ながら城山公園までジョギング。ウォーキングでなく、今日はジョギング。途中、たくさんのフキノトウをみつけ、チョッキの両方のポケットにいっぱい入れて走る。家に着いたときには少し汗ばんでいた。続けなければ。

今日の夕食にはフキノトウのテンプラ。実に美味。

今日は3.11からちょうど1ヶ月。そんな日に何度か余震。被災地の方々は本当に気の毒。心休まることがないだろう。

ソニーの白木さんからメールがあり、シンディ・ローパーが日本人ジャズミュージシャンTOKUさんとNHKのスタジオで収録した「SONGS」がオンエアーされるとのこと。NHK総合 4月13日(水)、午後10:55〜11:24。太田君はTOKUさんを個人的に知っていると、この間会ったとき言っていた。

白木さんのメールには、世界のアーティストの作品を集結して作られた東日本大震災チャリティアルバム『SONGS FOR JAPAN』についても書かれていた。全37曲が3月25日(金)にiTunes Storeを通じて配信されたが、最初の一週間で25万ダウンロードを記録。これまでに18カ国でNo.1になったらしい。すでにUSのユニバーサルとソニーは200万ドルを日本赤十字社へ寄付したようだ。その37曲が2枚組のCDとして発売される。日本発売は5月4日、海外発売は4月5日。収益はすべて日本赤十字社に義援金として寄付される。

この37曲の中にはスプリングスティーンの「ヒューマン・タッチ」が含まれている。ずっと前に訳した曲。確か、human touch を「人間のぬくもり」と訳したはず。


April 10, Sunday 2011

昼過ぎ、投票へ。ついでに、肥料を買いに隣町へ。鶏糞が欲しかったが売り切れ。明日には入荷するとのこと。アルミのレーキを見つけ購入することに。いわゆるアメリカンレーキよりも大きくて、熊手の代わりに使えそう。それに、今学期の歌+スティーブ・ジョブズのスピーチを録音するためのCD-Rのパックも購入。今年の新しい歌として El Condor Pasa を入れることに。

選挙の結果は、期待通りではないが、予想通り。大きな変化を好まなかったようだ。大きく変わるチャンスでもあったのだが。


April 9, Saturday 2011

一日中雨。恵の雨。原発事故以後、雨は歓迎されざるものになってしまった。すみやかに収束されんことを。

安曇野より吉田勝幸さんを迎えてのオープンマイク。吉田さんには先月松本JUSTでの中村ブンちゃんのコンサートで会った。ブンちゃんのお弟子さんのようなシンガー。

トップは原田和恵さん。久々に喉の調子もいいようで、前半「このままの姿で」「God Bless You」など3曲の歌と「トロイメライ」のピアノ演奏。吉田さん、JUSTで聞いて印象に残っていた「嘘」からスタートし、「風に乗せて」、そしてCDデビュー曲だという娘さんが小学2年のときに書いた「綺麗な花が咲きますように」。今年彼女は6年生とのこと。

藤森和弘さん、「今日は土曜日」「愛音」、そして「絆」。最後の曲を藤森さんが歌うのを初めて聞いた。宇崎竜童さんの作品とか。次にぼくが「碌山」を歌い、碌山友の会の会報の編集をしている垣内彰さんにスピーチをお願いする。安曇野が舞台のNHKの朝のドラマ『おひさま』の初回、若尾文子のお店のカウンターに置かれていた本は一昨年出版された『荻原守衛作品集』に違いないと思い、NHKまでメールして確かめたとか。この初回の番組を見た人のなかで、あのぼやけた表紙がその本だとわかった人は全国でおそらく彼一人だろう。

赤羽真理さん、家の整理をしていたら亡くなった叔父さんの写真入りの詩集が出てきたと語ったあと、「薔薇はあこがれ」「鹿のように」、そして「千両梨の実」。今日は繊細な声の抑揚がきいていつもにも増して説得力があった。ここで休憩。スピーカーからは久々にレナード・コーエンの Live in London disc one。







後半トップは原田さん、「しずかに待て」と「アメイジング・グレイス」。1曲目はシベリウスの「フィンランディア」がもとになっているとのこと。美しいメロディと歌詞: ・・・茨の道のかなたに/妙なるよろこびあり。

吉田さん、先ず、2007年11月14日に死んだ猫の「こまち」のことを歌った「こまち」という歌。驚いた。ばっちり日付が入っている。浜野さん言うところの「日付のある歌」。次に、暗い歌ばかりだから爽やかな歌を書けとTV局の人に言われて書いたという「ひまわり」、そして最後に「嘘」をもう一度。この歌には印象深いことばが随所に登場する。そのひとつが、穂高の「柏矢町の駅」。

ここで久々に愛音ちゃん登場。藤森さんの伴奏で「ふるさと」と「カントリー・ロード」。小学2年生になり、ますます可愛くなった。綺麗になったというべきか。藤森さん、小さい愛音ちゃんがオーリアッドで歌ったときの写真をもとに書いた「小さな幸せ」を歌い、そして「見上げてごらん夜の星を」。後者は藤森さんが最近決まって round two の最後に歌う鎮魂歌。前回は「上を向いて歩こう」だった。

赤羽さん、「人生の海の嵐に」「許し」、そして「ホーボーズ・ララバイ」。今日の赤羽さんの歌声は実に説得力があった。叔父さんの詩集を読み、写真を見たからか。最後にぼくが「祈りの歌」を歌って、本日のオープンマイク終了。

しばし歓談。そしてみなさんがお帰りになったあとすぐ、長島功さんが入ってきた。歌ってもらうには時すでに遅し。藤森さんの写真を見せ、飯田の人たちが「亀仙人」と呼んで以来、それがニックネームになったと話すと、長島さん曰く「甲羅をしょわせりゃあ、そのまんまじゃん」。やはり似ているようだ。(本日のトップページ参照)。



April 8, Friday 2011

レコーディングのために借りたガットギターを返しに、昼前、小野の中村さん宅へ。帰りに、庭に群生している福寿草見せてもらう。それに木の幹をくりぬいてつくった鳥の巣も。悠々自適の生活。



昼過ぎ、雨が降り始める前にと、ジャガイモを植える。種芋を半分に切り、切り口を灰でまぶし、30センチ間隔に植える。男爵一列、北あかりを二列。スナップエンドウの種も蒔く。しばらくして予報通り雨になった。夜は本降りに。春を呼ぶ雨。ジャガイモには好都合。



オーリアッド。原田さんと一局。今日はいい展開で、勝ちそうだと思ったが、結局は負け。最近負けが込んでいる。何とかしなければ。そのあと何人ものお客さん。ひとりのお客さんが「今かかっている曲は何か?」というので「レナード・コーエンの Tower of Song」と答えたら、ケイタイをスピーカーに近づけて、画面を見せてくれた。そこにははっきりと、 Tower of Song/Leonard Cohen と書かれ、アルバムジャケットの写真まで写っていた。その曲をその場でケイタイにダウンロードもできるとのこと。驚いた。魔法のよう。そこからスティーブ・ジョブズに話が移り、盛り上がる。


April 7, Thursday 2011

午後1時から2クラス。初日ゆえ印刷物が多く、早目に出かける。生協前の広場は新入生でごったがえしていた。毎年繰り返されるシーンだが、今年は彼らの笑顔がなんとも嬉しく愛おしく思われる。ひとつのクラスの教科書の献本がなく、ブックストアへもらいに行く。それはIntroductory Course in Writing College English E-Mail という教科書。Eメールを英語で書くことで、ライティングの力をつけようという教科書。大学の英語の教科書も時代に合わせて年々変化している。

昨年のクラスにいた学生が、春休み、スペインの巡礼の道を自転車で旅をするといっていたが、彼は出発する直前、 Facebook でぼくの友達リストに加わり、旅先から写真入の英語と日本語のメッセージを送ってくれた。Facebook は英語の勉強にも大いに役立つ。この Writing のクラス全員に、少なくとも希望者に Facebook に加入してもらうのもいいかもしれない。

午後2コマのクラス。どちらのクラスもいいクラスになりそうだ。最初のクラスで「スティーブ・ジョブズを知っている人?」と聞くと、一人だけ手を上げた。クラスのあと、その学生が「わたしは中国からの留学生です。このクラスは達成感が得られそうで、楽しみです」と、難しい日本語で話しかけてきた。うーむ、彼の期待に応えることができたらいいのだが。同じ質問に対し、次のクラスでは4、5人の手が上がった。両方のクラスで「All My Loving とう歌を知っている人?」と聞くと、前者がゼロ、後者が3人。

帰路、5時過ぎ、久しぶりに山麓線入り口にあるマーケットに寄ろうとしたら、駐車場にまだ車は数台あったが、閉まっていた。まだ5時閉店のようだ。

7時過ぎ、オーリアッドへ家人と交代。遅くに丸山さん。箕輪の歌声喫茶の帰りとのこと。小学1年生のときの先生の家を見つけたとのことで、写真を見せてもらった。原田さんがバイクで小学校時代の先生に会いにいった話を歌にした「白雪先生」というタイトルは、実は丸山さんの先生に対して子供たちがつけたニックネーム。確かに長身の、当時の言葉を使えば八頭身の、きれいな先生である。白黒写真なので色白かどうかよくわからないが、「白雪先生」というニックネームから想像できるのは色白の美しい、子供たちの憧れの的の先生。

  

左が、小学生のとき、松本から少し離れた町にある先生の家を訪問した際に先生のご主人が撮ってくれたという写真。丸山さんは、右から2番目の少年とのこと。右の写真は丸山さんが、一昨日、見つけた家の写真。これは間違いないだろう。近所の人に尋ねると、今は空き家になっていて、夏の一時期、東京から人がくるとのこと。先生の家を見つけたとき、丸山さんは「ものすごく懐かしい気持ちと、切ない気持ちが交差して、胸がざわつきました」とのこと。新曲の予感。

歌を書くには胸のざわつきが必要である。


April 6, Wednesday 2011

午前中、昨日作ったまがった畝を、もう一度耕運機をかけて、真っ直ぐにする。更に残りの畑を耕す。しばらく耕していたら、片方のブレードがポロリととれてしまった。畝をつくるときと耕すときはブレードを付け替えなければならないが、クリップの止め方が悪く、ブレードがしっかり固定されていなかったようだ。小さな丸い鉄の棒とクリップを探したが、砂漠で針を探すようなもの、見あたらない。予備があって事なきをえた。まだまだ使いこなせていないようだ。

午後は著作権協会と日音に連絡をとり、「電線の上の一羽の鳥のように」の扱いについて質問する。「ポジティブリー寺町通り」に同名の歌があり、この曲は日音が管理している。今度のCDには、言葉はほぼ同じだが、曲がまったく違う歌が入る。新しい歌と考えていいのかどうか。半分だけでも使用料を払わなければいけないのかどうか。まったく同じタイトルは使えないとのこと。そして、新しい歌は、曲も含めて日音の管理ということに。よくわからないが。新しいタイトルは、簡単に「電線の上の一羽の鳥のように #2」とした。コーエンの歌に 「Chelsea Hotel #2」というのがある。この場合はホテルだから部屋の番号だろうか。ホテルの部屋番号が一桁の数字というのはあまり聞いたことがないが。

6時、オーリアッドへ。久々に Nanci Griffith の Other Voices, Other Rooms をCDプレーヤーに。懐かしい歌声。Across the Great Divide。

明日から新学期。昨年同様、火曜と水曜、松本へ。これで生活にリズムができる。やはり、今年も1曲目は All My Loving でいこうか。


April 5, Tuesday 2011

午前中、ジャガイモ用の2本の畝を作る。新しい耕運機にも慣れてきた。結構長い畝。古い耕運機では溝を掘って、そこに肥料を入れて、両側から鍬で土をかぶせて畝を作った。新しい耕運機では、刃の位置を「耕運」にして全体に耕したあと、刃の位置を「V字溝」に変えて、畝にしたいところの両側を耕すと畝ができる仕組。簡単といえば簡単。しかし肥料がうまく畝に入っているかどうかはわからない。種芋を植えるのは明日に。

グッドニュースの木下さんより電話あり。延期されていたG3sのコンサートを5月28日(土)に茅野の「くるみ」でやりたいとのこと。プロフィールと写真が欲しいとのことでメールで送る。いい写真が見つからない。G3s は、加奈崎芳太郎、堀六平、三浦久の3人。Great Three というよりは、やはり「爺さんズ」?

新しいCDに「碌山」のライブヴァージョンを入れようかと、今朝の「おひさま」第2回を見ながら思った。ドラマの出来にもよるだろうが、今年前半は安曇野が脚光を浴びそうである。

 ← 今日のソフィーとフィービー。午後2階から降りてきたら、自分たちで仕切りをつくって寝ていた。



April 4, Monday 2011

朝、久々にMLBの試合を見る。マリナーズ vs. アスレチックス。イチロー vs.松井。初回のイチローのヒットは見事だった。イチローらしいきれいなフォームでレフトへ流し打ち。松井の初打席は、フォームはよくなかったが飛んだコースがよかった。レフト線ぎりぎりに落ちる2塁打。次の打者の当たりは、浅いライトフライ。ライトは強肩のイチロー。素人目に見ても、タッチアップは無理と思ったが、何を思ったか、松井は3塁に向かって走り始めた。案の定、タッチアウト。

そこでテレビを消して2階に上がったが、あとで松井が2本目のヒットをイチローの前に打ち、打点をあげたことを知った。幸運なポテンヒットだったが、ヒットはヒット。アスレチックス、今季初勝利。

「果樹園の道」の日本での権利はクラウンレコードが所有しているとのことで、今日電話で問い合わせた。快く使わせてもらえることになった。

ソフィーとフィービーの最近1年の写真をまとめて Webshotに載せた。Sophie & Phoebe 5。猫好きな方はどうぞ。

http://pets.webshots.com/album/580004262ygfYmK


April 3, Sunday 2011

寒い一日。朝8時から、せぎさらい。小川の土手にフキノトウが群生しているのを見つけた。夕食の天ぷらに。

昼過ぎ、耕運機でジャガイモ用の畝をつくろうと思ったが、燃料が切れていた。わざわざ買いに出るのも面倒。明日以降にすることに。昨日買い物にでかけたとき、男爵と北あかりの2種類の種芋を買ってきた。最近は北あかりが評判いいようである。よくとれるらしい。

夜9時過ぎ階下に降りてテレビをつけたら、若い頃のシュワルツネッガーの映画をやっていた。見るともなしに見ていたら最後までみてしまった。荒唐無稽なサイエンスフィクション。名前だけは聞いたことがある。 Total Recall。頭を空っぽにするにはいい映画。

木曜日から新学期のクラスが始まる。その準備も始めなければ。東京の大学は新学期は5月の連休明けから始まるところが多いと聞く。被災地出身の学生にとってはそれはありがたいことだろう。



April 2, Saturday 2011


大勢のミュージシャンに、大勢のオーディエンス。バラエティに富んだオープンマイクになった。

トップバッターは松川町からやってきた林呉(はやし・くれ)さん。オーリアッド初登場。「金木犀の薫る朝に」「「彼女は風だから」など3曲。見事なギターワークにソフトな歌声。続いて、増沢・五味両氏のAMGバンド。AMGの最初の頭文字の人は来なかった。先ず、名曲「ミンゴスのママへ」。そして「ぼくたちだけ」「いつかきっと」。3曲目は復興への願いを込めて。

藤森和弘さん、「人生に勇気」「子守唄のように」、そして亡くなるまで阪神淡路大震災支援コンサートを続けた河島英五の「生きてりゃいいさ」。太田裕士さん、新しいCDのために作曲したというピアノ曲「丘の上の風」。薫風が丘の上を吹き抜けていくような柔らかくて軽やかなピアノが印象的。続いて「天の河原で」。最後は弾き語りで「虹の中へ」。原田和恵さん、3月末で勤めを辞め、フリーになって最初のオーリアッド・オープンマイク。髪の色も若干明るくなり、演奏にも変化が感じられるような。「G線上のアリア」、そして「You Raise Me Up」 と「そばにいるよ」。

丸山俊治さん、「白雪先生」のあと、「デノミの灰」、そして「希望の春風」。「デノミの灰」は今年の「キング牧師の日チャリティーコンサート」で初めて聞いた。福島原発事故後に聞くと、以前にも増して伝わってくるものがある。

前半最後は、堀越哲朗さんと芳枝さん。演奏する前、チェルノブイリの原発事故があった年、東京での生活に見切りをつけて、信州の生坂村で電気も水道もない生活を始めたと語る。インドの楽器エスラジで「朝のラーガ」、そして芳枝さんが歌う「赤い橋」。橋のたもとに咲く赤い花は曼珠沙華か。鬼気迫る歌詞。北山修の傑作。(山越さん夫妻の生坂村、そして大鹿村での生活については、山越哲朗著『山暮らし始末記』(太田出版)参照のこと)。

ここで休憩。原田さんのお土産のお菓子をいただく。








後半トップは赤羽真理さん。「花はどこへ行った」と「千両梨の実」。ぼくが「中谷勲」を歌い、続いて林さんが「500マイル」。訳詞は忌野清志郎とか。藤森さん、彼が師匠と呼ぶ人の名曲「大空と大地の中で」。

太田さん、サックスにもちかえてジャズのスタンダード曲「ミスティ」。熱演。帰ろうとしていたご家族4人が足をとめて最後まで聞いていく。原田さん、ヨン様も好きな歌だという「そばにいるよ」。丸山さん、赤羽さんにバックコーラスを要請し「職人になったおじさんたち」。最後のヴァースの「そのおじさんは・・」と歌うところで、赤羽さんが「丸山さんは・・」と合いの手をいれるところが楽しい。

最後は堀越哲朗さん、エスラジで「七つの水仙」。赤羽さんの「花はどこへ行った」をうけて、「500マイル」と「七つの水仙」と続いた。往年のフォークの名曲。

最後の最後、堀越芳枝さんに、昨年12月にレナード・コーエンのコンサートを聞きに、ラスベガスへ行ったときの話しをしてもらう。歓楽の不夜城ラスベガス、そしてそのあと訪れたグランドキャニオンに度肝を抜かれたという話はよくわかる。人工的なラスベガスと、人を寄せ付けない厳しい自然のグランドキャニオン。芳枝さんの言葉を借りれば、共に too much。その両者がアメリカであるということもできるし、どちらもアメリカではないとも言える。とにかく、「バード・オン・ザ・ワイヤー」を聞き、『ライヴ・イン・ロンドン』(DVD)を見て、レナード・コーエンのコンサートを見にラスベガスまで出かけていった決断力に感銘を受ける。

とてもいい夜になった。歌いに演奏にきてくれた方々に、そして聞きにきてくれた方々に感謝。


April 1, Friday 2011

午後、新しい耕運機のデモンストレーションをしにヤンマーの方がきてくれた。3月20日にそれが届けられたとき、がむしゃらに使用してブレードが曲がってしまった。それで、正しい使い方を指導しにきてくれたのである。それほど速くはないが、自分で進むので、力を入れる必要がない。それがわからなかったものだから、前の耕運機と同じように思いきり力を入れて押してしまった。30分ほどでだいぶしっかり使えるようになった。



オーリアッド。昨夜は送別会で、今夜は歓迎会の2次会。某小学校の先生方。3月に大学を卒業し、今日から赴任した初々しい先生も。音楽の先生がピアノを弾いて、何人かの先生が歌う。なかなかのもの。

請われるままにぼくが「中谷勲」を歌い、会社の歓迎会の帰りだという赤羽(真)さんが「千両梨の実」を歌う。


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