OREAD Diary

March 1〜March 31, 2007



March 31, Saturday 2007


2週間ぶりの飛び入りライブ。夜になって激しい雷雨と風。ミュージシャンも聴衆も少なかったが、こじんまりとしたいいライブになった。

先ず、ぼくが「サンタバーバラの夏」「一通の手紙」。そのあと赤羽真理さん。「旅人の木」など3曲。藤森和弘さん、「人生に勇気」「子守唄のように」など。大月高志さん、「カノン」を含むメドレー。飛び入りライブだと知らずに来て、カウンターにすわった女性、「いい時にきたわ。いい歌が聞けたし、ピアノも素晴らしかった」。前半最後は久々登場の水野哲男さん。「卒業2」「錆びた耕運機」「卒業1」。最後の歌は初めて聞いたような気がする。よかった。ここで前半終了。10分休憩。







後半トップは藤森さん。「今日は土曜日」「住みなれたこの町で」を大月さんのピアノのサポートで。この2曲は切り離せない。次に赤羽さん、大月さんのサポートで「千両梨の実」。水野さん「C」を含む2曲。最後にぼくが大月さんと「千の風」と「最後のメドレー」。

今夜は先週金曜日に始まったテレビの取材が入った。どなたにもそのことをお知らせしなかったので、驚かれたかもしれない。カメラが近づいたりすると緊張するものだが、みなさん堂々たる歌いぶり、一番緊張したのはぼくかも。休憩時間と終了後、インタビューにもご協力いただき、感謝。

明日から4月1日。水野さんは新しい学校に移られ、ぼくは村の大役が回ってくる。この一年は忙しくなりそうだ。


March 30, Friday 2007

忙しい一日。昼間は松本へ。車の窓を開けたくなるほどの暖かさ。山麓線にもいろんな花が咲き始めている。

今晩のオーリアッドはいろんなお客さんで賑わった。たまたまオーリアッドで出会った人たちが意気投合し、一緒に歌を歌うというのはいいものだ。いろんな歌が飛び出した。赤羽さんは「千両梨の実」を、ぼくは Bird on the Wire を。初めて来て下さったご夫妻は昔のフォークソングに詳しい。懐かしい「いつまでもいつまでも」など。ご主人は以前にエレキギターでヴェンチャーズの演奏などをしていたようで、また始めたくてうずうずし始めている様子。Dr. T は得意のフラメンコを。Ms. K は All My Loving を。

明日は2週間ぶりの飛び入りライブ。


March 29, Thursday 2007

暖かくなった。庭の早咲きのツツジが咲き始めている。

今日は久々に Ian & Sylvia の Four Strong Winds を聞くことに。もともとこのアルバムは1963年にヴァンガードから出たLPレコード。60年代を通してぼくの愛聴盤のひとつだった。「明日は遠く」を初めて聞いたのもこのレコード。演奏といい歌唱といい、今聞いてもまったく遜色ない。

先日カナダ人の若者に「イアン&シルヴィア」を知ってるか、と聞いたら、知らないという返事がかえってきた。本国でも忘れ去られつつあるということか。レナード・コーエン、ゴードン・ライトフットは知っていた。

遅くなって、ナイロン弦のギターで Bird on the Wire を歌ってみる。コーエンのようには弾けないが、彼の歌はナイロン弦が似合う。誰もが彼の言葉の見事さ、彼の声の渋さ、それに風貌の魅力を語るが、彼のギターについて語る人はいない。少なくともぼくは聞いたことがない。ギターもなかなかのものである。若い頃、フラメンコ・ギタリストからレッスンを受けたと、どこかで読んだことがある。


March 28, Wednesday 2007

レナード・コーエンのいくつかのサイトをチェックしていたら、1972年のインタビュー記事が出てきた。歌を書くということに対する彼のコメントが興味深い。


  (歌を書くためには)ある程度の意識的な努力が必要だ。それがないと、すべ
  ては意図と期待だけで終ってしまう。

  結局、(歌を書く秘訣は)毎日書くということ以外にはない。ぼくの経験
  では、歌を書く唯一の方法はページを黒くすること。ほかに方法はない。

  それはその瞬間以外には語ることのできないもの。歌がいかに、いつ生ま
  れるか、実際どうやって生じるかは、分からない。

  歌は贈物。ぼく自身、その分け前にあずかってきた。贈物をもらえないと
  きはもらえない。贈物がもっと増えれば嬉しいが、それについては何もい
  えない。というのは、歌を書くということは奇妙な出来事で、書こうと思って
  書けるものではない。


彼は小説家で詩人だから、言葉を操るのは巧みで、歌を書くのもインスピレーションを得て一気に書くのだろうと思っていたが、そうではないようだ。

彼がディランとパリのカフェで会ったときの話も興味深い。彼が『スロー・トレイン・カミング』の中の一曲について「とても美しい」と言うと、ディランは「そうだね、あの歌は15分で書いた」と言ったとのこと。ディランが彼の「ハレルヤ」を絶賛したとき、彼は「あの歌を書くのに一年かかった」と答えている。

歌が書けなくても、とにかく毎日白いページを黒くする必要があるようだ。

http://www.webheights.net/speakingcohen/main.htm


March 26, Monday 2007

昨日締め切りの翻訳の最後の部分を午前中に送った。あやふやなところがいくつかあるが、それは校正の段階で修正させてもらうことに。午後は先日のテレビ局のディレクターとカメラマンが取材にやってきた。足の踏み場もない仕事場を整理するのに一苦労。彼らが到着したときには、連日の翻訳の疲れもあって、完全にグロッギー。肩が痛み、頭痛も少しする。言葉がスムーズに出てこない。しどろもどろのインタビューになってしまった。

夕方、町に出る都合があり、久しぶりにオーリアッドに寄る。ベーシストの丸山さんから、「松本の市民タイムスに三浦さんの<千の風>の記事が掲載されておりましたので、とりあえず送信します」というメッセージと「月見やぐら」というコラムがファックスで届いていた。送って下さった丸山さんに、そしてこのコラムを書いて下さった方に、感謝。

締め切りを少し延ばしてもらったエッセイを書かなければならないが、今晩はもう無理。頭が働かない。



March 24, Saturday 2007

午後から小雨が降り始める。今も静かに降りつづいている。気温も上がり、気持ちのいい春の夜。こういう雨の日は好きだ。心が落ち着く。明日の朝は一気に庭の草や木が元気になるだろう。

いくつかの締め切り、それに断ることのできない用事が相次ぎ、今日は、オーリアッド再開後初めて、家にいるのに土曜日を休業にした。それで仕事がはかどったかというと、期待したほどは進まなかった。時間があれば仕事ができるというものでもないらしい。

昨日の市民タイムズのコラムのひとつで、ぼくの「千の風」について言及していただいたようだ。それを読んだという何人かの方々から今日CDの注文が入った。ありがたいことである。

実は、昨日の午後、そのコラムを読んだ某テレビ局のディレクターから「千の風」を歌っているところを撮影したいとの電話があった。今夜宮田村で歌いますと言うと、是非行きたいとのこと。主催者の許可を得て、来てもらうことに。その迅速な対応に驚ろかされた。


March 23, Friday 2007

第2回ときわのドレッシングライブに行ってきた。

前半はジャズを中心とした演奏。以前オーリアッドで聞いたときよりも、息が合い、見事な演奏。前半と後半の最後に太田裕士さんのドレッソング。後半は各自のオリジナルや即興演奏。太田さんと大槻和彦さんの即興演奏がよかったし、ジョー・トゥループのバンジョーも印象深かった。ジョーが着ているのは、彼が住んでいる上村(かみむら)という村の消防団のハッピ。「宴会要員で、火事になったらどうしていいかわからない」とのこと。





後半の冒頭に4曲歌わせてもらった。考えてみたら、今年人前で歌うのはこれが初めて。少々緊張し、いくつか間違えた。平常心で歌うのは難しい。

明日から発売になるという山葡萄のワインで鶏肉を煮た「宮田丼」をご馳走になった。美味しかった。また日を改めて食べに行きたいものである。



March 22, Thursday 2007

読んだときの印象に基づいてリズムや語句を変える翻訳の最終段階に入っている。本来ここが一番楽しい作業。しかし、コーエンの難解さはその楽しさを拒む。どうしても理解できないところ、イメージを形成できないところがいくつか残っている。しかし、コーエンの作品に詳しく、コーエンとも親交のある人からの助けを借りて、今までの訳よりもより正確で読みやすい訳ができつつあると感じている。

2月いっぱいで、木曜日の英語教室が終り、6時からずっとオーリアッド。合格の連絡がいくつか入り、前期選抜試験と合わせて全員合格。よかった。

遅くなって歌の練習。明日は久々のコンサート。ゲストとして数曲歌わせてもらう。
明日はあたたかくなればいいが。

明日と明後日(3月24日、25日)は
臨時休業です。次の最初の営業日は3月29日(水)です。


March 21, Wednesday 2007

今日も寒い。お彼岸の中日。

終日翻訳。締め切りまであとわずか。対訳のメドはついたが、エッセイはまだまったく手付かず。でも頭の中にアイディアがいくつか
湧いてきている。書き始めれば何とかなるだろう。「何とかなるだろう」と口癖のようにつぶやきながら、この年まで生きてきた。何とかならなかったことのほうが多かった気もするが。

久々のオーリアッド。なぜか今日は Nashville Skyline を聞きたくなった。時々このアルバムを聞きたくなる。心が沈んでいるときは特に。

初めてこのアルバムを聞いたときは、シンプルな歌詞とメロディに、そしてディランの声の変化に驚いた。今聞けば、まったく違和感がない。 I Threw It All Away が好きだったが、今夜聞いてもこの歌がやはり一番好きだ。

このアルバムは1969年4月にリリースされている。ディランに関して言うならば、レナード・コーエンについても同じことが言えるが、作品が時間を、時代を、超越している。ほぼ38年前にリリースされたアルバムにもかかわらず、このアルバムの時制は、ぼくにとっては現在形である。

遅くなって太田裕士さんから電話。明後日のコンサートの連絡事項。(コンサートの詳細は、3月11日の日記、あるいは Hisashi Miura Schedule を参照して下さい。)家に帰る前に少し歌の練習。


March 17, Saturday 2007

この一週間は速かった。

先ず、ぼくが「サンタバーラの夏」「一通の手紙」を歌い、藤森和弘さんにお願いする。いつものように「人生に勇気」から始まる3曲。川島茂さん、再出発という英語は何がいいか、と客席に問いかけ、Restarting, Starting Again, Starting Over などいろいろ案が出たが、ダニエルの New Start が採用された。その新曲は、川島さんの歌唱力とあいまって、素晴らしいラブソングになった。続いて、川島さんの二人の娘さんが登場。お父さんのギターで「青いベンチ」を歌う。お父さん譲りの見事な歌声、それにハーモニー。

赤羽真理さん、「風車」など。以前にも赤羽さんがこの歌を歌うのを聞いたことがある。今回久しぶりに聞き、いい歌だと実感。次にダニエルがソロで一曲。そのあと守屋武志さんと One More Cup of Coffee and The Sound of Silence。ここで前半終了。





 





後半は先ずぼくが「薫子」と「あの果てしない大空へ」。両者とも久々に歌う。そのあとは、後半恒例のセッションが続く。藤森さん、大月さんのサポートで「愛音」「今夜は土曜日」「住みなれたこの町で」。川島さんと二人の娘さん、大月さんサポートで「さくら」。羨ましいほどの音楽一家。次に、ダニエルのギターが入って、「リバーサイド・ホテル」。赤羽さん、「旅人の木」「千両梨の実」 with 大月さん。ダニエル & Mr. Moriya、大月さんのサポートで Get Back。今夜のハイライトと言っていい素晴らしさ。最後に、川島さんのギターが入ってブルーズを一曲。High Heel Sneakers。

今夜は大月さんのピアノ独奏は聞けなかったが、他の出演者に頼まれて後半は出ずっぱり。彼の Get Back の伴奏は初めて聞いた。ビリー・プレストンを彷彿させる見事な演奏。

その後しばし歓談。ダニエルと Mr. Moriya に、歌詞の聴き取りを手伝ってもらう。いくつか不明なところが明らかになった。Thank you!

3月23日(金)と24日(土)は都合により休業とさせていただきます。今度の土曜日の飛び入りライブはありません。よろしくお願いいたします。



March 16, Friday 2007

最近では珍しいほど忙しい日。送別会シーズン。

赤羽真理さんが、会社の同僚の方々と来てくれた。一次会ですでに飲んでいて、さらにワインを3本もあけたものだから、大いに気勢があがる。同僚の方々のやんやの拍手喝采で、赤羽さんが歌うことに。「<千両梨の木>を歌います」といって歌い始めたので、ひょっとして同僚を前に少しあがっているのかと思ったが、歌い始めたら、いつもの落ち着いた説得力ある「千両梨の実」だった。

遅くなって、春日淳也さんが同僚の方々と入ってくる。しばらくして、新曲「明日になれば」を歌う。今日を最後に仕事をやめる慕っていた同僚の女性に捧げた歌。実はその人も一緒にきていて、春日さんが是非彼女に聞いてもらいたいと言って歌ったもの。<その人がいなくなれば、明日から、職場の雰囲気がかわってしまう>という切ない思いを歌にしたもの。

彼の他の歌と比べるとコンパクトにまとまっていてよかった。

閉店間際、春日さんのグループだけが残り、ぼくが、その人のリクエストで、「宝福寺にて」と「千の風」を歌う。舟木さんのファンかなと思ったら、そうではなく、ぼくのホームページでこの歌について知り、聞いてみたかったとのこと。「千の風」は数年前、諏訪の文化会館でのトークライブで聞いたことがあるとのこと。それに去年の「ほたる祭りライブ」にもきてくださったようだ。

家に戻ると12時を過ぎていた。長い一日だったが、オーリアッドをやっていてよかったなと思わされた一日。


March 15, Thursday 2007

今日も寒かった。もうすぐ彼岸の入りなのに、この寒さはどうだろう。自然が、暖冬とのバランスをとっているかのよう。これだけ寒くなるとオーリアッドの暖房が大変。電気と灯油の二つのストーブをフル回転してもなかなか暖まらない。

トーマス・カーシュナーというアメリカ人が書いた『禅僧になったアメリカ人』(禅文化研究所)という本を手に入れた。まだ暖まらないオーリアッドの5番テーブルにすわりその本を読んでいたら、彼がノースキャロライナの大学で学んでいた1968年に、柴山全慶老師の話を聞いたと書かれていた。

  老師の話の内容も演題さえも、私の記憶には残っていない。通訳として
  同行された工藤澄子さんが一所懸命、英語で伝えようとしていたが、どん
  なことを話されたのか、今は全く思い出せない。

  しかし、柴山全慶老師その人から受けた印象は鮮烈だった。人間に影響
  を与えるものは言葉ではない。飾り気のない人柄に、強く心をうたれた。
  これが<禅の人>なら、私も禅をやってみたい。初めてそう思った。(p. 42)

ぼくがサンタバーバラで柴山老師にお会いしたのはその翌年の1969年のこと。カーシュナー氏によれば、老師は鈴木大拙氏の要請を受けて1965年から8年間、アメリカの各大学を巡って講演をしたとのこと。ぼくが老師にお会いしたのはその5回目のときということになる。そのとき随行されていたのが若き雲水、福島元照さん、現東福寺管長の福島慶道老師である。

ユニヴァーシティー・センターのベランダで撮らせていただいた一枚の写真が残っている。真ん中が柴山老師。左が工藤澄子さん、右が若き福島元照さん。老師の後ろにいるのがフリデル先生である。彼らとの出会いについては『追憶の60年代カリフォルニア』(平凡社新書)に書いた。お持ちの方は、その16章「ボブ・ディランの夢」を、特に pp. 157-163 をご参照下さい。


March 14, Wednesday 2007

今日も陽射しは明るいが寒い一日。

オンラインの新聞で鈴木ヒロミツさんの訃報を知った。享年60歳。個人的なつながりは何もなかったがしばし感慨にふけった。

ぼくは1969年の秋、京都に住みはじめた。一年後、PEP(後の京都レコード)という音楽事務所に加入した。何度か丸山音楽堂でPEP主催のコンサートが開かれた。一度、モップスがゲストとして出演したことがあった。グループサウンドかと思っていたら完全にロックだった。ヒップだった。こんなバンドが日本にもあるんだと驚いたことを覚えている。

その後まもなくモップスは解散してしまった。後年、鈴木ヒロミツさんの名前を役者として見かけるようになったが、彼の出演する映画やドラマを見たことはない。ぼくにとって彼はあくまでも歌手である。

11時半、家に戻る。満天の星空。それにしても寒い。マイナス3度。



March 13, Tuesday 2007

陽射しは明るいのに、外に出ると風が冷たい。典型的な「春は名のみの風の寒さや」の一日。終日翻訳。

先日の土曜日の飛び入りライブの写真をスライドショーにしてみました。ご覧になりたい方は、次のボタンをクリックして下さい。ダウンロードにしばらく時間がかかるかもしれません。

もしなかなかスライドショーが始まらない場合は、オーリアッドHPの Photo Albums から行くこともできます。一番上の OREAD Open Mike, March 10, 2007 をクリックし、右上の黄緑の枠の中の slideshow をクリックして下さい。こっちのほうがなぜか早くダウンロードされるような気がします。


March 12, Monday 2007

土曜日、某町議からポスターを貼らせてほしいと言われた。選挙関係でなければいいですよ、と半分冗談で答えると、コンサートのポスターを取り出した。唐沢奏穂(からさわ・かなほ)という若いギタリスのコンサートである。このギタリストのお父さんから彼はギターを教わっているとのこと。

  唐沢穂ギターリサイタル

  日時:2007年3月17日(土)
  会場:カノラホール大ホール
  全席指定:2000円、小中学生500円
  主催問合せ:カノラホール (0266-24-1300)

諏訪清陵高校在学中にGLCギターコンクール高校生の部1位受賞。卒業後、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学で学び、2002年からはケルン音楽大学のギター科で学んだとのこと。

カノラの大ホールを満員にするのは大変。ぼくは行くことはできないが、クラシックギターファンの方は是非。



March 11, Sunday 2007

昨夜遅くに到着した太田高志さんがコンサートのチラシをもってきた。彼と大槻和彦さんとジョー・トゥループさんのバンドの2回目のコンサート。前からゲストとして歌うように打診されていたが、詳しいことがわからないでいた。詳細は下記の通り。ゲストとして数曲歌う予定。太田さんのサックスのサポートで。1回目はかなり盛況だったようである。お近くにお住まいの方はお出かけ下さい。

  第2回 ときわのドレッシングLIVE

  出演: 太田裕士 (sax他)
      Joe Troop (fiddle, banjo)
       大槻和彦 (piano, guitar)
           三浦久 (special guest)
       *ゲストとして数曲歌う予定。

  日時:2007年3月23日、午後7時開場、7時半開演
  会場:レッシング屋さんレストランときわ
     長野県上伊那郡宮田村(国道153号線沿い、宮田村役場近く)
  料金:2000円(1 drink +ときわのサラダ、軽食付)
  問合せ: 0265-85-2207(午後9時まで)


March 10, Saturday 2007

飛び入りライブ。先ず驚いたことは藤森和弘さんがフェンダーのテレキャスターをもって入ってきたこと。ぼくが一曲歌ったあと、藤森さんにお願いする。いつもはアコースティックですわって歌うのに、今日は立って歌う。「人生に勇気」「生きて」など。やはりいつもとは雰囲気が違う。大月高志さん、今日は、演奏者が少ないとのことで、「こういう日もいいですね」といいながら、たっぷりとメドレーで「カノン」「イエスタデイ」など。見事な演奏。最後に久々に Merry Christmas, Mr. Lawrence をリクエストする。よかった。毎回、遠慮せず、このくらい演奏してもらえるといいのだが。赤羽真理さん、「鹿のように」を含む2曲をソロで、「旅人の木」「千両梨の実」を大月さんのサポートで。ほとんど毎土曜日「千両梨」を聞いている。何度聞いても素晴らしい。厭きない。永遠につながるテーマがそこにあるからか。

ここで10分休憩。後半、藤森さんは先ず、春日淳也さんのカホンと一緒に「愛音」を歌い、続いて、大月さんが加わり「今日は土曜日」「住みなれたこの町で」。前半のソロのときとは変り、セッションになるとエレキギターが俄然力を発揮する。よかった。次にぼくが赤羽さんと、先週に引き続き Amazing Grace を英語と日本語で交互に歌う。大月さんと春日さんにサポートをお願いする。そして「オーリアッドバンドの歌」で始まり終るメドレー。









これで本日のオープン・マイク終了、しばし歓談。と思ったら、太田裕士さんと大槻和彦さんが入ってきた。さっそく大月さんと春日さんも加わり4人で即興の演奏。素晴らしかった。大月さんのエレキを弾く姿がいい。もちろん演奏も。次に太田・大槻ユニットで、これまた即興演奏。Amazing Grace のメロディが随所に織り込まれる。最後の最後、太田さんの「宇宙の歌」。究極の永遠につながるテーマ。

そして今度こそ、しばし歓談。太田さんはぼくの「フィールド・オブ・ドリームズ」を聞いてビデオを見たとのこと。そして、伊那谷こそフィールド・オブ・ドリームズだと実感したという。

  「天国なんて本当にあるんですか」とぼくが聞く
  「あるともそれは君の夢が実現するところ」と彼が言う


March 9, Friday 2007

年度末の金曜日。後半すこし忙しくなる。お客さんと「芋たこなんきん」の話題で盛り上がる。中には、一日に4回見ることもあるという人がいた。そんなことが可能かと聞くと、BSで朝晩2回、BShiで1回、総合テレビで1回、計4回だと言う。時には、土曜日の朝、一週間分を続けて見ることもあるという。

驚いた。この方ほど熱心ではないが、ぼくもこのドラマをよく見ている。専任の仕事をやめてから、時間の余裕ができて、いつの間にか、朝の連続ドラマを見るようになった。今回の「芋たこなんきん」が今まで見た中では一番いい。何といっても二人の主役には、演技とは思えないリアリティがある。それに、ドラマ前半の戦中戦後の大阪の町並みや大家族の様子が郷愁をさそった。大都会の大阪とは違い、ぼくが育ったのは小さな田舎の町だが、昭和の時代に共通する何かがあった。

この朝の連続ドラマは終わりに近づくと、いずれも話が急展開したり、荒唐無稽なエピソードを挟んだり、失速することが多い。しかし、「芋たこなんきん」にはそれも少ない。

「最近よく卒業式で歌われる歌があって、涙なしでは歌えない」と、ドラマを一日何回も見るという方が言う。楽譜をもっているとのことで、歌ってもらうことに。奥さんがピアノで伴奏。歌もさることながら、ピアノの演奏が素晴らしかった。是非飛び入りライブで演奏してもらいたいもの。


March 8, Thursday 2007


今夜はジブラーンの日。邪魔にならない音楽をと「白鳥の湖」をかける。

「白鳥の湖」はぼくが高校生のとき、わが家にあった数少ないLPレコードのひとつ。軽快で美しい「小さな白鳥の踊り」が流れてきたとき、一瞬、高校時代に戻ったかのような錯覚に陥った。

ぼくが住んでいた家はオーリアッドが現在ある場所にあった。45年を隔ててぼくは同じ場所で同じ音楽を聞いている。この間、多くの国を旅し、多くの人と出会ってきた。しかしそれはまるで「小さな白鳥の踊り」が流れる数分ででもあったかのよう。

  人生とは、裏切られた希望、挫折させられた目論見、それと
  気づいたときにはもう遅すぎる過ちの連続にほかならない。

と、言ったショーペンハウエルほど厭世的にはなりたくないが、人生はまさに夢。


March 7, Wednesday 2007

夕方オーリアッドに入ると、土曜日にきたJ君とSさんが6番テーブルに。「来週も来る」とは言っていたが、まさかこんなに早く来るとは。彼らが食事を済ませたあと、翻訳中の歌詞のうまく訳せないところを質問。3人で、ああでもないこうでもないと話し合う。Brainstorming というか、けっこう面白いアイディアが沸いてきた。結論としては、いつもそうしているのだが、意味不明の部分は直訳するのがいいだろうということに。

遅くなってNさん。千葉の齋藤さんから渡してほしいといわれていたCD『二つの空の下で』を渡す。一緒に最後まで聞いたが今までに聞かせてもらった齋藤さんのCDの中では、あらゆる面において、これが一番いい。ただぼくが好きな「何もない青空」は、以前のシンプルな演奏のほうが胸に響くような気がした。


March 6, Tuesday 2007

終日翻訳。四苦八苦。


March 5, Monday 2007

朝8時になっても、昼間とは思えぬほどの暗さ。黒い雨雲が空を覆っている。そのうちに雨が降り出した。テレビのニュースは各地の荒れ模様の天気を伝えていた。富山県では強風によりトラックが5台横転したとのこと。驚いた。長野県は高い山に囲まれているせいか、風はそれほど強くなかった。BSのニュースによれば、韓国でも風が強く、大きな被害が出たようだ。

終日レナード・コーエン。難しい。でも楽しい。自分自身の昔の訳を見ないで訳し、そのあと比較してみると面白い。昔の訳の明らかな誤訳に気づく場合もあれば、旧訳のほうがいいと思うところもある。

夕方スイミングへ。家に戻り、疲れてうたた寝。寝すぎてしまった。

通販で手に入れたチューナーを重宝している。今まで使ったギターに取り付ける方式のチューナーの中では一番いい。最初のは、糊のようなものでボディに貼り付ける式のもの。しばらく使っていたら糊がきかなくなってしまった。2番目のはネックの先端にクリップオンするもの。これは新しく手に入れたものに似ているが、表示部分が小さく、クラスプが弱く、何度か落としているうちに完全に狂ってしまった。3番目のはボディの角に貼り付けるものだったが、これも落として壊してしまった。

新しいチューナーは表示部分が大きい上、自由自在に回転させられるので見やすい。問題点はネックの先端につけると、ちょっと仰々しいこと。クラスプはしっかりしているが、常時つけることは避けたほうがいかもしれない。今までのものになかった新しい機能はメトロノームがついていること。


March 3, Saturday 2007


3月3日、桃の節句。飛び入りライブ。

今晩は先ず、いつもは厨房にいる薫子が歌うことに。Amazing Grace、「みかんの花咲く丘」。藤森和弘さんが気を利かせて写真を撮ってくれた。藤森さん、「人生に勇気」「子守唄のように」など。続いてオーリアッド初登場。宮下紀彦さんのトランペット。「夜空のトランペット」など。宮下さんは箕輪町の「たそがれシーラクバンド」のメンバー。かつて皇宮警察音楽隊の奏者だったとか。

ダニエル・ジリッグ、今日はギターを膝に置くボトルネック奏法。今朝書いたという新曲 Queen in the Sky を含む3曲。彼のボトルネックが好きだ。続いて、大月高志さんと香さんのデュエット。先ず、名曲「秋桜」。「香月!」とは異なり、大月さんがギターを弾く。香さんの澄んだ声と見事なギターワークがマッチした adult-oriented music。アンコールの「アン〜ラストソング」はピアノで。今後も時々一緒に演奏してもらいたいもの。続いて大月さん「カノン」。赤羽真理さん、「旅人の木」「千両梨の実」。大月さんのピアノのサポート。ここで前半終了。









10分ほど休憩後、後半スタート。大月さんにサポートをお願いして、先ずぼくが久々に「碌山」、藤森さんが「今日は土曜日」と「住みなれたこの町で」。続いて、ダニエルと守屋武志さん。 I Shall Be Released など。守屋さんの声がよく出ていた。ジャックのダブルの効果あり。続いて赤羽さんとぼくが Amzazing Grace。ワン・ヴァースづつ、英語と日本語で歌いあうという試み。もう少し練習し、いろんな楽器に入ってもらったら、面白くなりそう。

最後に、嫌がる米沢ミサヲさんに「ふるさと」を歌ってもらう。米沢さんは宮下さんを紹介してくださった方。お二人は高校の同級生とか。米沢さんはぼくの上の姉の中学の同級生でもある。

その後しばし歓談。遅くなり、先週顔を出したシカゴ出身の若者が、入ってくる。一緒に来たのがモントリオールにも住んでいたことがあるというカナダ人。彼女は若いにもかかわらずレナード・コーエンが大好きで、Suzanne が一番好きな歌だという。話が合わないはずがない。大いに盛り上がる。

現在翻訳中で、歌詞のついていないボーナストラックの聞き取れないところを、3人のネイティヴスピーカーに助けてもらう。Many thanks. 感謝。



March 2, Friday 2007

朝から翻訳。夕方、スイミングへ。200m泳ぐ。今日はいつもより汗をかこうと、サウナのあとジャグージーに入り、またサウナへ。油断をしていたら若干体重が増えていた。気をつねば。

オーリアッド、比較的忙しい日。最後に入ってきたお客さんから「アルー」のリクエスト。歌詞が見つからない。譜面台に載っていた「死は終わりではない」を歌う。そして「千の風」を。

閉店後しばらく歌の練習。藤森さんの「子守唄のように」をキーを下げて歌ってみる。藤森さんのようには歌えないが、なんとか歌えそう。

時間のサイクルは年齢とともに速くなるようだ。この間、満月を見たと思っていたら、今夜家に戻り車を降りたら、頭上に再び大きな丸い月。まだ完全な満月ではないようだが。

通販でメトロノームのついたチューナーを手に入れた。ギターにクリップオンできるコンパクトなもの。メーカーは SEIKO 。ギターに取り付けるチューナーは、覚えているだけでもこれが4台目。過去の3台はいずれも落として壊してしまった。今度は長持ちさせたいもの。


March 1, Thursday 2007

レナード・コーエンの "Suzanne" は大好きな歌である。というよりは彼の歌の中ではもっとも好きな歌。というよりは、ぼくの生涯で出会った歌の中でベスト・スリーに入る歌。そのベスト3は甲乙つけがたいので、一番好きな歌ということになる。英語風に厳密に言えば、one of the songs I like the best となる。

といいながら、この歌の3番が今までよく理解できなかった。明確なイメージをもてなかった。
DYLAN & COHEN Poets of Rock and Roll を読んでいたら、The harbour in the song is on the St. Lawrence River, and "our lady of the harbour" is the mariners' chapel of Notre Dame do Bon Secours, on top of which a statue of the Virgin Mary stands with her arms outstretched toward the river. (p.191) というくだりがあった。

なるほど、と思った。3番の歌詞に、And the sun pours down like honey/ On our lady of the harbor (そして太陽が蜂蜜のように降り注ぐ/港の貴婦人の上に」という2行がある。ここが分からなかった。上の文によれば「港の貴婦人」は、船乗りたちの信仰の対象であるノートルダム・ド・ボン・スクール教会の聖母マリアのことを指していることになる。そうすると1番のスザンヌと2番のキリストと3番の聖母マリアが見事につながる。しかも2番は Jesus was a sailor (イエスは船乗りだった)という言葉から始まる。そして途中、イエスの言葉として All men will be sailors then(それなら、すべての人は船乗りである)という言葉もある。最終的には、スザンヌと聖母マリアが同一視されていると言ってもそれほど的外れではないだろう。

遅くなってM先生。歌を使って英語を教えることもあるという先生に、歌う筋肉を強化することによって英語の発音がよくなるという話をする。興味をもたれたようで、一緒に何回か歌う筋肉を強化する練習。そして、Amazing Grace を一緒に歌ってみる。うーむ、いい感じである。


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