OREAD Diary
      May 1-31, 2017

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Wednesday May 31, 2017

昼を挟んで2コマのクラス。最初のクラスが終わる20分前、スピーカーから、全員すみやかに、グランドへ避難するようにとの防災訓練のアナウンス。長い間教えてきたが、こんな本格的な避難訓練は初めて。頻繁に災害が起きるからか、防災に対する意識が高まっているからか。備えあれば憂いなし。

昨日アマゾンより、Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandの50周年記念エディション が届く。CD4枚、DVD と Blue-ray 各1まい。このアルバムが発売されたのは1967年6月1日のこと。まず、disc one を聞く。オリジナルのリマスター盤。その音の広がり、音の厚み、音のきらびやかさに、新たに圧倒される。



Tuesday May 30, 2017

今日は暑い日だったが、外でしっかり働いた。朝の比較的涼しいうちに、芝を半分刈り、1、2、3の畑に水をやり、2と3の畑の雑草対策に耕運機をかける。汗びっしょり。午後日が影ってから、芝生のもう半分を刈り、再度3つの畑に水をやる。またまたびっしょり。これだけで3キロ痩せていたから、かなりの汗をかいたもよう。水分補給はしっかりした。

加計学園問題に対する政府の対応には本当に(信州弁で言うと)業がわく。うんざりする。頭にくる。Acountability 説明責任を果たそうとする気持ちは一切ない。同時に、政治家と官僚たちの、追従と詭弁のことばを聞いていると、哀れにも思えてくる。初心は理想に燃えていただろうに。

ほたる祭りライブの予約者がここにきて増えてきた。ありがたいことである。遠くは千葉、横浜、埼玉から、近くはぼくの住む今村から。

赤いポピーにまじってピンクのポピーが咲き始めた。







驚いた。先週植えたばかりの黄色いゴーヤに花が咲き、小さな実がついている。


Monday May 29, 2017

午後2コマのクラス at 南箕輪キャンパス。2コマ目終了後、2年前にぼくのクラスにいたという学生が、8月に京大大学院の試験を受けるとのことで英語の過去問について質問にきた。いくつかあったうち、一つだけ即答できなかった。家に戻り、辞書を引きながら考えたら、なんとかわかってきた。

We have been to the Moon and have seen our planet from space: the extent to which the Earth is now and has been an abode for life, yet modifide by life, has awakened consciousness and stirred consciences.
我々は月へ行き、地球を宇宙から見てきた。我々の住む地球が前から、そして今も、生命の棲息地であり、同時に生命によって変形されてきた場所であるということを知るにつれて、自覚が生まれ、良心の呵責を感じるようになってきた。

かなり強引に意訳したところもあるが、なんとか辻褄はあってるだろう。難しいのは the extent to which のところの訳し方。


Sunday May 28, 2017












Saturday May 27, 2017

オープンマイク、初回出演順(敬称略):土屋哲郎、原田和恵、坂井俊水、赤羽真理、Canai、森嶋和也、三浦久、Haru、垣内彰。






















Friday May 26, 2017

朝10時からオーリアッドで、朗読の会「ひびき」の3名の方と打ち合わせ会。彼らにお願いしたエッセイの朗読を聞かせてもらう。素晴らしい。

イチゴ畑にかけた網を金具で止める作業。




Thursday May 25, 2017

朝から雨。恵の雨。からからに乾いた大地に雨がしみ込んでいく。木も草も虫も狐も、みんな喜んでいる。よかった。

雨を眺めに外に出て、メールボックスを開けるとダイレクトメールの間に封書がまじっていた。差出人は知らない人。なんだろうと思って封を切ると『祈り』と『九つの物語』を送ってほしいという依頼だった。その下に次のように書かれていた。

私は京都産業大学時代、先生の英語の授業を受けた者です。教科書はジミー・カーターの『なぜベストをつくさないのか』でした。最初と最後の授業にギターをもってきてボブ・ディランや自作の歌を歌われたのがすごく印象に残っています。

産大で教え始めたのは、1974年の4月。1982年に辰野へ戻る2年前までは続いたので、少なくとも6年間は教えたはず。京産大ではいろんな教科書を使ったが、覚えているのは Jimmy Carter の Why Not the Best? だけ。それはぼくが産大で最初に使った教科書だったからだ。

彼の手紙には、彼の近況も書かれていた。勤めていた会社が一昨年倒産したこと。しばらくして右胸に腫瘍がみつかり、右胸壁骨肉腫と診断され、大きな手術をし、初めて「死」を意識したこと。そして昨年7月に退院し、9月から10月半ばまで四国八十八ケ所を歩いて廻ったことなど。最後には、今は新しい職も得て、再出発したと書かれていた。よかった。

いい加減な教師ではあったが、40年以上の年月を経て、ぼくのクラスにいた学生からこんな手紙をもらうとは、教師冥利に尽きるというもの。ひょっとしたら彼のクラスでぼくの四国遍路の旅の話をしたかもしれない。

午後1時半から、2回目の「歌で学ぶ楽しい英語」。今日は参加者は5名。葬儀でこれなかった人が2名、他の用事でこれなかった人が2名。少人数であったが、みなさんしっかり練習してきて、大きな声で歌ってくれた。

ニュースを見れば吐き気をもようしたくなる出来事ばかり。その中で文部科学省の前事務次官前川喜平氏の「あったものをなかったとはいえない」という言葉に少し気分が楽になる。まさに一服の清涼剤。上意下達の官僚の世界のなかで、保身ばかり気にかけて、言いたいことも言えずに一生を終えてしまったら、この世を去るときは後悔ばかりだろう。

Wednesday May 24, 2017

昼を挟んで2コマのクラス。帰路、相沢病院へ。友人は明日、別の病院へリハビリのために移るとのこと。かなり良くなっているようだ。よかった。アルプス市場へ寄り、ベビ―リーフの苗を3パックとスイカの苗をひとつ購入。


Monday May 23, 2017

朝、2の畑の花の種をまいた上に藁をかぶせ、水をやる。あまりに陽射しが強いので。







午後2コマのクラス at 南箕輪キャンパス。


Sunday May 22, 2017

朝起きて一番に外に出て写真を撮る。写真は早朝か夕暮れに限る。まだ5月なのに真夏の暑さ。









6月8日発行される『ERIS』19号が、執筆者の最終校正のため先行公開された。「てにをは」を含めいくつか修正してもらいたいところはあったが、全体としては、意外とまとまっていて驚いた。ニュージーランド訪問から帰ってきて、慌てて書いたので、書きながら自分でも何を書いているのか分からなくなったときがあった。でも頭の中では書きたいことは明確だった。それをどう表すかに苦慮した。

昨日鈴木大拙の秘書岡村美穂子さんの「大拙先生とわたし」という対談を偶然見た。それによって、ぼくがこのエッセイで書きたいと思ったことがはっきりと意識できた。そしてそれはぼくが初めて「私は風の声を聞いた」を書いた1969年春から、常に思い続けてきたことである。

  
わたしは風の声を聞いた
  その分別を捨てて只生きて行きなさい
  わたしは風の声を聞いた


Saturday May 21, 2017

オープンマイク、初回出演順(敬称略):森嶋和也、粟津原裕子、三浦薫子、三浦久、赤羽真理、坂井俊水。
















Friday May 20, 2017

昨日に続き、今日もいい天気。朝起きて外にでたら、石楠花がひとつ開いていた。あといくつか開く準備をしている。ボリジは薬草で、食べることもできると知り、今夜、天ぷらにして食べてみた。美味しかった。タラの芽よりも、コシアブラよりもおいしい。強壮、利尿にも効果があるとか。言うことなし。







夕方、イチゴ畑のまわりに棒を15本立てる。網をかけるのは、イチゴが赤くなるころ。

ニュースを見ていると、腹が立つより、気分が悪くなる。森友学園、加計学園に関していえば、だれが見ても黒。それを白といいくるめるほうもほうだが、それを論駁できないほうももふがいない。


Thursday May 18, 2017










Wednesday May 17,2017

朝、辰野中学校へ。新年度最初の「読み聞かせ」。3年生のクラス。何を読むか迷ったが、以前に来たことがないクラスとのことで、「追憶の60年代」から「風に吹かれて」の一部を読むことに。最初に「ボブ・ディランを知っている人」という問に、2つの手が上がった。先生と、ひとりの男子生徒。昨年ノーベル文学賞をもらったといっても、中学生にはあまり、印象に残らなかったかも。

そのあと松本へ。2コマのクラス。最初のクラスは明らかにぼくの準備不足。気をつけなければ。帰路の入院中の友人を訪ねる。だいぶ良くなったとのこと。来週木曜日には、リハビリをかねて別の病院へ移るとのこと。アウトドア派だけに、3か月の入院はきつかったようだ。

ほたる祭りライブのパブリシティをしなければと思いながら、なかなか集中できない。明日ということに。


Tuesday May 16, 2017

今日は朝から畑仕事。2の畑を耕し、レーキをかけたいらにし、数種の花の種をまく。昨年はここに冬瓜とゴーヤの苗を植えた。今年はこの2つは3の畑にもっていくことにする。





今朝庭に出て気づいた。かりんの花が咲いている。「自己主張」をしない静かな花。2日前、この木の下で写真を撮ったときにはまだ咲いていなかった。







今、裏山が新緑で美しい。安野光雅の世界。


明日は今年度最初の中学での読み聞かせ。


Monday May 15, 2017

午後2コマのクラス。気持ちのいいクラス。

朝起きて外へ出ると、ツツジが咲き始めていた。レンゲツツジのだいだい色は実に鮮やか。帰路、アジーナに寄り、苗に被せるプラスティックの帽子をワンセット購入。ワンセットに5つの帽子。





田中研二コンサートが終わり、次はいよいよ「ほたる祭りライブ」。いろいろ準備しなければいけないのに、疲れていて頭が働かない。今夜はこれで寝ることに。


Sunday May 14, 2017

記念写真を撮ったあと、田中夫妻を岡谷駅まで送る。そのあと、オーリアッドへ行き、昨夜の後片付け。







午後3時からSBCラジオで「フォークシンガー三浦久とオーリアッドの仲間たち」という番組が流れた。昨年11月以来様々なイベントで小森さんの取材を受けてきた。まとめるのが大変だろうと思っていが、見事にひとつのストーリーにまとめられていた。飯田まで中川五郎さんに取材にいったとは聞いていたが、ぼくのほうが年上であることを除いて、ポピュラー音楽のあらゆる分野でぼくの先輩である五郎さんの言葉はありがたかった。

番組が終わってしばらくして電話がなった。赤坂さんだ。「よかったですよ」と一言。その後、「聞きました」とのメールや電話がいくつか。感謝。

夜、ほたる祭りライブで朗読してもらう最後のエッセイをまとめる。遅れてしまって、迷惑をかけてしまった。


Saturday May 13, 2017















Friday May 12, 2017

今日も外の仕事。朝食後、家人が仕事に出かける10時まで、茄子、ピーマン、ゴーヤ、冬瓜、トマト、韓国トウガラシ、夕顔の苗を植える。昼食後、木瓜の藪を剪定。少しはすっきりした。

赤紫の牡丹が咲いているのに気付いた。花の重みで下がっていたので、支柱を立てて上げてやることに。







いよいよ、明日田中研二コンサート。楽しみだ。


Thursday May 11, 2017

今日から公民館で「歌で学ぶ楽しい英語」講座が始まった。月2回、第2と第4木曜日。午後1時半から。全8回。登録した人は11名だったが、今日は1名欠席、10名出席。発音記号の解説のところで、張り切り過ぎたかもしれない。「歌で学ぶ苦しい英語」だという声も聞こえたきた。しかし1時間30分のクラスが終わったときには多くのみなさんから「楽しかった」の声。よかった。

その後、家に帰り、半分壊れた芝刈り機で芝を刈る。モグラ塚のあとがいっぱい。土ぼこりがすごい。

夕方、アメリカのメーカーに注文しておいた Klos guitar が届く。小ぶりで軽い。どこへでも持ち運べそう。音も悪くない。



夜、ジブランの会。ぼくは8時頃、コーヒーを淹れに行く。

いよいよ明後日は田中研二コンサート。多くの人に是非聞いてほしい。


Wednesday May 10, 2017

昼を挟んで2コマのクラス。







Tuesday May 9, 2017

藤の花がようやく咲き始めた。昨年より10日ほど遅い。






隣の潔さんに裏の物置の移動を頼んだら、早朝にきて、文字通り「朝飯前」に、ジャッキとコロを使って移動してくれた。もの凄い能力である。







Monday May 8, 2017

2コマのクラス。午後。南箕輪村。今日の歌はAzazing Grace. 昨年見つけた Celtic Thunder の YouTubeを見る。彼らの口の形は発音を教えるのに好都合。https://www.youtube.com/watch?v=Qni5bIN5qmU

夜、「ひびき」のメンバー池上さんに読んでもらうエッセイを林さん経由で送る。これはぼくが昔書いたものを少し手直ししたもの。林さんから夜遅くに返信があった。「素敵なライヴになりそうですね。緊張しつつ、楽しみにしています」と書かれていた。林さんは、3月の「ひびき」の発表会の際、真剣に、熱心に、ぼくの書いた文章を読み、見事にまとめてくれた。そのおかげで発表会は大成功だった。だから彼女からそういわれると、ほたる祭りライブもうまく行くだろうと思えるから不思議である。


Sunday May 7, 2017,

6月3日のほたる祭りライブに朗読の会「ひびき」の林さんに読んでもらう文章を決め、メールで送る。これはぼくの書いたものではないが、ドナルド・トランプの大統領就任式の翌日、サンタローザ時代の知り合いとのかかわりの中で見つけた文章。林さんから早速返事がきた。「すばらしい文章ですね!近頃考えさせられていたことなどと重なって、深く共感しました」と書かれていた。よかった。。


Saturday May 6, 2017

オープンマイク、初回出演順(敬称略):高山正、坂井俊水、ふあ、原田和恵、赤羽真理、三浦久。

松川村から高山さんがやってきた。前から彼は誰かに似ていると思っていた。ジャイアンツの長野(ちょうの)にそっくり。ぼくは、改作なった「ありがとう、ミスター・コーエン」を歌ったが、めちゃくちゃになってしまった。「六朗」はかなりよくなった。高山さんは以前新聞配達をしていたことがあり、成瀬さんの家にも配っていたとのこと。そういえば、成瀬さんは池田町の人が浅原六朗について書いた本の装丁をしたことがあると言っていた。永田さんだろうか。いろんなところでつながっている。














Friday May 5, 2017

子供の日。長男と次男のための鯉のぼりを今日は遠くニュージーランドの雅樹を思って、白樺の木に綱を張って上げる。








Thursday May 4, 2017

エッセイの校正を送る。数か所書き換え、パラグラフとパラグラフの間のつなぎ言葉を吟味しているうちに意外と時間がかかってしまった。かなり読みやすくなったと思う。

午後遅く村を回る。どこの家の庭にも花が咲き、この村は文字通り「花の村」。静かな落ち着いた村。1982年3月、この村に戻ってきた。いろいろあったが、ぼくの決断に間違いはなかった。スティーブ・ジョブズが、リード大学を半年でやめたことに対し、あとから振り返って、「これは私が私の人生で下した最高の決断の一つ」と述懐しているが、ぼくもこの村に帰ってきたことに対して同じ思いをもっている。










Wednesday May 3, 2017

一年に一度、子供の日のために、物置から5月人形を取り出して飾る。これは家人の今は亡きご両親から、長男の最初の端午の節句を祝っていただいたもの。息子たちが成長して、家を出たあとも、毎年飾っている。いろんな意味で、初心を思い出させてくれる。











雑誌ERISに載せてもらうエッセイの校正をほとんど済ませた。明日もう一度見直して送りたいと思う。ぼく自身の文章力のなさにあきれかえりながら、それでもなんとか辻褄のあう文章にしたいと悪戦苦闘。文章を書く上で一番嫌われるのは「剽窃」。英語では plagarism という。今日、英語に self-plagiarism という言葉があることを知った。「自己盗用」とは「自分の文書やデータとまったく同じものを、原典の引用なしに自分で再使用し、発表、文書化する行為」とのこと。困った。今度のエッセイは、かなり自己盗用が目立つ。
自己盗用にならないように文章を変え、意味のあるつながりにするのは至難の技。


Tuesday May 2, 2017

明日は憲法記念日で休日。授業はない。そのせいか今日は一日、ゆったりした気分。しなければいけないことはたくさんあるのだが。以前から頼まれていたプロフィールと今よく聞くアルバムについての400字ほどの文章を送る。

今よく聞くアルバムは The Best of Ralph McTell。半年ほど前、アメリカのfacebook friend からRalph McTell の Street of London をStreet of Tokyo として歌にできないかとのサジェスチョンを受け、取り寄せたアルバム。それまで Ralph McTell も Streets of Londonも知らなかった。今は、車のCDプレイヤーに入れてよく聞いている。

コーエンに関するエッセイの校正は今週末まででいいとのこと。助かった。

午後遅く、ほたる祭りライブの広告をお願いしに「たつの新聞」へ。それに「田中研二コンサート」(5月13日)と「ほたる祭りライブ」(6月3日)の記事を併せて書いてもらうようにお願いする。


Monday May 1, 2017

今日から5月。午後2コマのクラス in Minamiminowa。朝からどんよりした曇り空。今にも降りだしそうな。しかしクラスが終わって外に出たときは薄日が射していた。今日は山際の道路を通って帰ることに。今ハナモモの最盛期。きれいだ。数年前初めて道の両側に延々とハナモモの咲く道を通ったときなんてきれいなんだろう、と思った。確かに綺麗だが、あまり過剰な花は、下心が見え隠れするよう。花はひっそり咲くのがいいようだ。

 秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず―世阿弥 
 花はさかりに、月は隈なきをのみみるものかは―吉田兼好


それでもいくつかハナモモの写真を撮った。しかしハナモモよりぼくを目を楽しませてくれたのは夕陽に染まる南アルプスの山々と、その上の空だった。









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