OREAD Diary
    September 1-30, 2016

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Friday September 30, 2016

朝食後、2の畑の農業用ハウスの中を整理し、一昨日アルプス市場で買ってきたベビーリーフの苗を植える。そのあと、1の畑に牛糞を運ぶ。イチゴを植えるところへ。これがけっこう重労働。あとは明日以降、耕運機をかけ、マルチをかぶせ、苗を植える。イチゴを育てるのはけっこう大変。

午後、郵便局へ。注文のあった「ガビオタの海」のCDを発送するため。

午後遅く、上島の垣内さんのローズガーデンを見に行く。昨日家人が言うには、奥さんがぼくのfacebook で冬瓜の写真を見たとのこと。冬瓜のお裾分けも持って。







わが家の庭には現在バラはまったく咲いていない。さすが、垣内さんのところはまだいくつも咲いている。しかし最盛期と比べると少々さびしくなっている。

帰りに奥さんが畑の里芋をその場で掘って、袋にいれてくれた。海老で鯛をつってしまった。


Thursday September 29, 2016

今日も朝から雨が降ったりやんだり。

午後、昨日アルプス市場で買ってきたベビーリーフを植えるために農業用ハウスの中の整理。トウモロコシの茎を引き抜き、雑草を刈り払い機で刈る。すでにマルチは敷いてある。ベビーリーフの苗を植えるのは明日にする。このハウスは期待したほどの成果はでなかったが、来年はもっと賢く使えるはず。

久々にコーエンの Live in London のDVDを見る。とりあえず前半だけ。訳しなおしたいと思ったところもあったが、感動した。これが出たあとは、ほぼ毎日見ていた。あれから7年。客観的に見ることができるようになった。このCDとDVDの訳を担当させていただいたことは本当にありがたかった。

後期に B ird on the Wire を歌のリストに加えたので、このDVDの中の Bird on the Wire をクラスで使えるかもしれないとこのDVDを久しぶりに見たのだが、。曲の間にバンドメンバーの紹介が挿入されている。映像としては他のものを使ったほうがいいかもしれない。


Wednesday September 28, 2016

2か月ぶりの授業。昼前でかけるときは土砂降りだった。松本へ着くころには小降りになっていた。帰りには止んでいて、傘を忘れて取りにもどった。家人の傘だったので。帰路、TSURUYAに寄り、家人に頼まれた歌声喫茶用のお菓子を買う。そのあとアルプス市場へ。そろそろ茸が出ているころ。松茸は1本6000円から1万円。それは買わずに、1パック400円ほどのアミタケと1パック380円のアケビを買う。アケビの紫色が美しい。家に着いたらまた降りだし、夜になったら土砂部tリ。



過去5年ほど、後期は毎年キング牧師の I Have a Dream とビートルズの Yesterdayで始めることにしている。Yesterday を知らない学生がクラスの半数近くいた。音源を聞かせたら聞いたことはあるというかと思ったらそうでもなさそう。うむ、時代が大きく変わったような。

夜、家人はオーリアッドへ。歌声喫茶。今夜手伝いにいかなくてもいいとの連絡が入り、ゆっくり日本ハムと西武の試合を見る。日ハムが1-0の僅差で勝ち優勝。大谷1安打完封。







栗山監督は好きだ。



Tuesday September 27, 2016

朝、今村神社の掃除。老人会のメンバーとして初参加。神社委員のときに神社の掃除はなんどもしたので、要領はわかっている。しかも、今回は人数が多い。30分も経たないうちに終了。

10時から1時間半、CNNで Presidential Debate を見る。トランプ氏は最初のうちは慎重だったが、時間が経つにつれて本性が出始めた。ヒラリーをとくに支持しているわけではないが、今回のディベイトはヒラリーの勝ち。

昨夜からウイルスがぼくのfacebook にとりついたようで、変なvideo message が無差別にfacebook friends に送られ始めた。関西に住むfacebook friend から同様の video message が届いてからそうなったようだ。いそいでぼくのTimeline に次のメッセージを載せた。

ぼくの名前で大勢の人にVideoが届いているようですが、ぼくにはまったくこころあたりがありません。ぼくのところに同じようなVideoが届いてから、そうなったようです。削除しようにも削除することができません。新種のウイルスかもしれません。ご迷惑をおかけしていますが、削除方法などわかりましたら教えてください。

すぐに何人もの人から反応があった。削除できた人もいたが、削除できない人もいた。ぼくもできなかった。きっとウイルスが悪さをしているに違いない。長い間、無料のAntivirus Soft を使ってきたが、やはり有料にしなければダメかと思い、有料のAVG PC Tuneup をダウンロード。それでも思わしくない。それでもうひとつAVG Internet Security なるものをダウンロード。そのダウンロードに時間がかかるので、そのままにして、寝てしまった。今朝起きてチェックしたらちゃんとダウンロードできていて、いくつかの不都合も解決されていた。合わせるとかなりの額になったが、とりあえず一件落着。よかった。

夜、庄司さんがレナード・コーエンが2011年10月にスペインで文学賞を受賞したときのスピーチのURLを送ってくれた。この映像は見たことがあるし、どこかにこのことについて書いた記憶がある。でも庄司さんが送ってくれたものには、英語と日本語の字幕がついていてわかりやすい。https://www.youtube.com/watch?v=VNjLqbS2WTg

これを見ると、彼がスペインの詩人やミュージシャンに大きな影響を受けていることがわかる。特にフェデリコ・ガルシア・ロルカに。ロルカの詩をコーエンが訳して曲をつけた Take This Waltz は比類のない美しさだ。


Monday Septemb er 26, 2016


朝から雨模様。今日は一日家にいて明後日から始まる後期の準備。夕方雨があがったので、外にでて、近所を歩く。隣の廃屋の庭に雑草にまみれてホウズキが色づいていた。石仏はその廃屋の家の土手にある。その後ろにはわが家の祖先の名前が刻まれているようである。









Sunday September 25, 2016

今日は久々に青空。朝食後、庭に出て空の写真を撮る。王城山の上にいろんな雲。



午後、畑が乾くのを待って、1の畑の草を刈り払い、耕運機をかける。イチゴの本植えの畝をつくるため。汗びっしょり。

あまりに疲れたので少し横になり、そのあと大相撲を少し見る。御嶽海が10勝目をあげ、豪栄道が全勝するのを見届ける。豪栄道は先場所とは顔つきが違う。この分だと来場所も活躍して、横綱になるかもしれない。豪栄道は、人は本気になると顔つきが変わると教えてくれた。

夜、水曜日から始まる後期のクラスの準備。まだ歌う歌が確定していない。レナード・コーエンは1曲は入れたいと思っている。今までにクラスで使った彼の歌は Bird on the Wire, Heart with No Companion, Hallelujah。最後の歌は歌うには長すぎたし難しすぎた。

日本ハムの優勝は確実になりつつある。大谷の活躍が目覚ましい。


Saturday September 24, 2016

おてんとさんぽライブ初日。雨になるかもしれないから昼休みなしで続けるとの連絡が入る。1時にはいき、後半の歌い手は全員聞きたいと思っていた。しかし家人の帰りを待たねばならず、それ以上早められない。家人が用事から戻ってすぐに出発。予定通り1時少し前に着く。すでに中山さんが歌っていた。次はぼくかと思ったら、順番が変わったとのこと。重政さんが歌い、ぼくが歌うことに。

野外では聞くほうも集中して聞くのは難しい。比較的軽い歌を歌おうと思っていたが、区長会で一緒だった山寺さんの従妹の方が、山寺さんの奥さんを連れてきてくださっていた。そこでやはり辰野の歌がいいだろうと「即宗和尚」「中谷勲」を歌う。次に「夢のブックッストア」を歌おうと思ったが、歌詞が見つからない。そこでラブソング含むいくつかの歌を歌う。最後は「薫子」。









記念撮影のあと、おてんとさんぽの屋台をいくつか見ているうちに雨。やはり昼休みなしで繰り上げてよかった。帰宅後、しばらく横になりオ^プンマイクへ。豪栄道が千秋楽を待たずに優勝を決めた。大したものだ。

             ■

出演予定の赤羽さんから、今夜はこれないとの電話が家を出る直前にあり、今夜は誰もこないかもしれないと思っていたら、開店後しばらくしてドアが開いた。見慣れぬ人が入ってきた。昨日メールを入れたとのことだったが、気が付かなかった。松川村の中原秀樹さん。彼が最初に歌った歌は小山卓治風のサウンド。果たしてWest 52 Street NY NY 100 だった。彼は後半、スプリングスティーンの The River も英語で歌った。高校生ころから小山卓治のファンで、先週来たかったのだが都合がつかなかったとのこと。オリジナルにもいい歌がいくつも。「ライ麦畑の番人」「みんなつながっている」など。



「おてんとさんぽ」で歌えなかった「夢のブックストア」を先ず歌う。田中さんが亡くなったのは4年前の9月19日。お葬式は9月23日。あれからもう4年。そのあと「死は終わりではない」「電線の鳥」、そして久々に「菅野有恒」。



久々登場の垣内さん。議会の広報誌の編集の話など。忙しそうである。



いつもより早めに帰宅。テレビをつけたら「夏目漱石の妻」をやっていた。思わず最後まで見てしまう。来週は録画しておこう。


Friday September 23, 2016

今日も雨。一輪だけ残っているノウゼンカズラの写真を撮ったら、トンボが近くの松の枝に雨に打たれてとまっていた。花の命もトンボの命も余命いくばくもない。





朝9時過ぎ、指摘された訳抜け一行と、3か所のてにをはの修正をお願いするメールを打ち、無事完了。この仕事が夏休み中でよかった。


Thursday September 22, 2016

ブックレットの対訳を校正しながら、「訳者ノート」に次の部分を付け加えさせてもらう。

最後に、コーエンの初期の恋人であり「ソー・ロング・マリアン」のモデルであったマリアン・イーレンに宛てた手紙を紹介しよう。彼女は今年の7月28日、オスロの病院で白血病のため81年の生涯を終えた。その2日前まだ意識のあった彼女はコーエンから手紙を受け取った。彼の優しい人柄が伝わってくる。同時にこのアルバムが彼の最後のアルバムになるかもしれないと予感させる内容である。「アイ・ウオント・イット・ダーカー」の最後のコーラスで I’m ready, my Lord. と力を込めて毅然と歌う彼の声が聞こえてくるようだ。

「とうとう、マリアン、その時がきたようだね。年老いて、身体のいたるところが不調になり自由に動けなくなる時が。ぼくもすぐあなたのあとを追っていくよ。すぐ後ろにいるから、あなたが手を伸ばせばぼくの手に届くよ。あなたの美しさと知恵をぼくがいつも愛していたということをあなたは知っている。だから今更それに言及する必要はないだろう。今言いたいことはただ、あなたの旅がよいものであってほしいということ。さよなら。ぼくの古い友だち、永遠の恋人よ、すぐにまた会おう


Wednesday September 21, 2016

今日はレナード・コーエンの82歳の誕生日。2年前の Popular Problems のときは、かなり前から、アルバム全体の音源が公開され、情報もたくさんリリースされた。しかし今回は彼の誕生日までは何も出さないらしい。発売日でさえ、2016年秋としか知らされていなかった。

昼過ぎ、対訳、「訳者ノート」を含むブックレットのpdfが届く。プリントアウトし、校正を始める。

夜になってから、つまりアメリカの東部時間で9月21日になってから、情報がインターネットに飛び交い始めた。アメリカ人の友人からも次のURLが届いた。
http://www.rollingstone.com/music/news/leonard-cohen-pens-final-letter-to-so-long-marianne-muse-w433144

彼の最初のアルバム Songs of Leonard Cohen に収められている So Long Marienne のMarienne Ihlen が亡くなる直前にコーエンが書いた手紙についての「ローリングストーン誌」の記事だった。これは使える。「訳者ノート」に加えたい。


Tuesday September 20, 2016

昨夜というか今朝2時過ぎに寝たのだが、眠れない。眠いのだが、眠れない。仕方なしに起き上がり、「訳者ノート」の続きを書く。もうほとんど完成しているのだが、読み直すと、あちこち手を入れたくなる。

午後2時、送る。よかった。送るときのメールに次のように書いた。

何度も締め切を遅らせてしまい、オオカミ少年になってしまいました。「訳者ノート」を書きながら、対訳も少し修正しました。校正の段階で手直しさせてください。「訳者ノート」も、可能ならば、校正させてもらえれば嬉しいです。あまり読み返す余裕がありませんでしたので。

そのあと午睡。起きたら夜8時を過ぎていた。


Monday September 19, 2016

今村区敬老会。初参加。











余興の大正琴の会の演奏が、以前聞いたときより数段上手になっていた。小学生は木遣りと花笠おどり。カラオケで演歌を歌った大橋さん。上手い。しかし30分はちょっと長かった。お酒は控えめにし、閉会と同時に家に帰り、「訳者ノート」の続き。


Sunday 18, 2016

朝10時過ぎ、雨の中、小山卓治さんとコヤママサシさん、それにコヤマタクヤさんが立ち寄ってくれた。しばし歓談。昨夜はホテルに入ってからも打ち上げが続き、寝たのは午前2時だったとか。

11時半、彼らが帰るときになって雨はさらに強くなった。ぼくは仕事の続き。明日は敬老会。


Saturday 17, 2016

Oread Special Open Mike:総勢17名が歌う。どうなるかと思ったが、終わってみればかなり面白い試みであった。








                    ■

小山卓治ライブ。小山さんの魅力が存分に出たライブだった。とに書く凄いのは彼を追いかけて日本全国からファンが集まること。来週は北海道ツアー。そこへも行くという人たちが何人かいた。











11時過ぎ、お開き。帰宅後、「訳者ノート」の続き。


Friday September 16, 2016

ブックレットのクレジットの合間に入っているコーエン自身が書いた息子への謝辞があある。それも訳すように依頼されていた。それを今夜送る。あとは「訳者ノート」のみ。これはしばらくかかりそう。但しもともとの締め切は三連休後の20日だったので、多分大丈夫だろう。

Thursday September 15, 2016

夜9時過ぎ、レナード・コーエンの You Want It Darker の対訳を送る。締め切は明日なので、上出来だ。しかし、コーエンが、最終的にこのアルバムを完成してくれた息子のアダムに感謝する短いライナーというか謝辞の訳は送れなかった。「訳者ノート」も。


Wednesday September 14, 2016

連日対訳。四苦八苦。でもああだこうだと考えるのは好きだ。とくにいい訳が思いついたときは。問題はコーエンの内容が深すぎて、表面的に訳しただけでは彼の真意をつたえられないこと。また漠然としたものを分かりやすくし過ぎると、失うものも多いということ。


Tuesday September 13, 2016










フィービーがいなくなってもうかなりたつ。未だに彼の声が聞こえたり、姿が見えたりする。下駄箱の上の猫たちも彼の帰りを待っている。


Monday September 12, 2016

終日翻訳。With a little help from my friends 少しずつ前に進んでいる。夕方、少し運動しようと、歩くことに。久々に横川川沿いを北上する。いつの間にか田圃は黄金色に。そろそろ稲刈りが始まるだろう。去年よりも、米の代わりに蕎麦を栽培している田圃が目に付く。

ぐるっと回って家に着いたら、秋場所2日目、照ノ富士と魁聖の仕切り直し中だった。照ノ富士は数場所前、怪我をしても休場せずに取り続けたのがいけなかったか、ひところの精彩がない。頑張ってほしいものである。







結果は照ノ富士の勝ち。


Sunday Septmeber 11, 2016

昼前、久ぶりに、次男家族とスカイプで話す。みんな元気そうでなにより。雅樹はあと数か月で5歳である。早いものである。と同時に、生まれてからまだ5年しかたっていないんだという感がないわけでもない。時間と言いうのは不思議である。

今日は9月11日。2001年9月11日から15年が経ったことになる。これも、早いような遅いような。あのときから、世界は混迷の色を深めている。20世紀の後半、いたるところで、21世紀になれば、と、虹色の未来が語られたが、実際はまさにその逆。世界は出口なしの様相を呈してきた。

終日、翻訳。というよりは、ああでもないこうでもないと、同じところをいったりきたり。

You want it darker
We kill the flame

今、この日記を書きながら、なんだかこの意味がわかりかけてきたような。


Saturday September 10, 2016

オープンマイク初回出演順(敬称略)::坂井俊水、井上きくみ、服部ふあ、原田和恵、赤羽真理、三浦久。

今夜で特筆すべきは井上きくみさん。「アナンシと五」「三つの金曜日」というお話。原稿を見ずに朗誦。太い低い声とあいまって見事な説得力。ぼくは今日はファーストアルバム「私は風の声を聞いた」より、日ごろあまり歌わない「乞食をしようと思います」と「神は死んだ」を歌う。













来週土曜日は「小山卓治ソロコンサート」のため通常のオープンマイクはありません。4時半から、オーリアッドで歌ってみたいという小山卓治ファンが17名ほど、地元から3名の、特別オープンマイクが開かれます。参加者多数のため、すでに演奏者の応募は締め切られましたが、聞きにきていただくぶんには問題がありません。入場無料。7時からの小山さんのコンサートは前売り3000円、当日3500円。


Friday September 9, 2016

今日もモニターの前で、ああでもないこうでもないと一日。外に出たのは朝食後、家のまわりをぐるりとまわって写真を撮ったときだけ。台風の影響による大雨の後の朝。すべてが清々しい。大きな蜘蛛が、風や雨で傷んだ巣を直していた。その写真をフェースブックに載せたら、メアリー有賀が「Indeed! I love those joro spiders」と書き込んだ。それで、この大きくて綺麗な蜘蛛が女郎蜘蛛だと知った。以前に何度も見たことがあるし、名前も知っていたが、今日それが一致した。

ブルーベリーの木はもう長い間、庭の片隅にあったが、今年初めてたくさん実って、今朝少し収穫した。甘くて美味しい。目の疲れにいいというので、せっせと食べている。







広島の優勝が明日きまりそう。明日、決まってほしい。それにしても、今年の広島は断トツの強さだった。前田が抜けたというのに。


Thursday September 8, 2016

台風の影響で各地に大雨が降った。東北や北海道ではかなりの被害が出ている。ぼくが住んでいる山沿いの村でも、今日は激しい雨が断続的に降った。家人が午後仕事にでかけるとき、外に出たと思ったら戻ってきて「蜂の巣が落ちてる。蜂が壁にかたまってる」と教えてくれた。早速カメラをもっていき、写真にとる。ここはフィービーがよくすわっていたところ。母がみんな無事帰るようにと大事にしていた蛙の置物があるところ。強風が吹き、蜂の巣が吹き飛ばされたに違いない。蛙の左前方の白い塊が蜂の巣。蜂は蛙の上に黒くかたまっている。可哀想だが仕方がない。





今日、翻訳は「友だちの少しの助け」、いや「たくさんの助け」を借りてかなり進む。


Wednesday September 7, 2016

朝食後、忘れないうちにと思い、村の森林組合長さんのところへ明後日の山作業に参加できないと伝えにいく。行けると思って参加すると伝えておいたが、翻訳の締め切が数日早まった。無理をしないことに。往復歩いて写真を撮る。空がきれいだ。宮沢賢治の「雲の信号」という詩の一行目が浮かんできた。

 ああいいな、せいせいするな

往路、藤沢さんから「かぼちゃはいらないかね」と声をかけられる。わがやのかぼちゃが猿にやられてしまったと聞いたにちがいない。「ありがたいです。帰りにいただきます」と言って、組合長さん宅へ。そこで栗の木の写真を撮る。見事な毬栗(イガグリ)が実っている。帰路、藤沢さんの家の前にくるとナイロンの買い物袋を渡してくれた。かなり重い。小振りながら4個入っている。感謝して、いただいく。

そのあと、終日翻訳。四苦八苦。










昨日は、雨が降らないと書いたが、今日は夜になって、猛烈な雨。でも30分ほど。今は上がって、虫の声が聞こえてくる。


Tuesday September 6, 2016

終日翻訳。というよりは、翻訳した部分のわからないところを、ああでもないこうでもないと考える。でもこういう時間は嫌いではない。不思議なことに、何度も音源を聞きなおし、歌詞をなぞっていると、突然ひらめいて、いい訳が浮かんでくることがある。今日も、いくつかそんなことがあった。

九州や北海道では大雨の被害が出ているが、信州は、少なくともぼくがすんでいるあたりは雨が降らないで困っている。

5月の初め、ひがしの君の奥さんから、彼の3回忌の記念に彼の未発表曲5曲入りのCDが送られてきた。その礼状を長い間出せずにいたが、お盆前に礼状を書き、『九つの物語』を同封した。それに対し奥さんから今日絵葉書が届いた。

「・・・お盆に東野と毎日聴きました。昨日は公紀が来たので一緒に聴きました。ご家族やまわりの方々への想いのこもったかけがえのない唄の数々・・・お経もお上手でお手本に私も般若心経をけいこします」

ひがしの君と一緒に聞いてくれたとのこと、嬉しかった。彼はぼくの歌の数少ない理解者だった。生きていたら、真っ先に送っていたはず。ぼくはお経は上手くはないが、これを機会にひがしの君の奥さんが、般若心経を唱えるようになったら、それもまた一つの縁である。


Monday September 5, 2016

今日も朝からけっこう蒸し暑い。家人は午前中は村の大正琴の会へ。午後は伊那の高校へ。カウンセリングの仕事。ぼくは、いよいよ尻に火がついた翻訳の仕事。いつもの悪い癖。切羽詰まらないといいアイディアが湧いてこない。とりあえず、一通り、音源を聞き、歌詞カードのチェック。2,3修正する必要がありそうだ。

わからないところは飛ばして、ほぼすべての訳をすませる。午後4時、外に出て、東側の伸びた草を刈り払い機で刈ったあと、芝刈り機で仕上げる。

朗読の会「ひびき」の林さんが朗読用に取捨選択してプリントアウトしてくれた「ぼくが出会った歌、ぼくが出会った人」を、遅くに読み始める。林さんの紙とインクの無駄にしてしまい申しわけないと思っていたが、読み始めたら、面白くて時間が経つのを忘れて読みふけってしまった。自画自賛。最終的には、いくつか修正する必要がありそうだ。

紫苑が咲き始めた。facebook friend の奈良のUematsu さんという方がぼくがアップする写真を題材によく俳句を書いてくれる。今日の彼の俳句とその解説でで知ったことは、紫苑は忘憂草(ぼうゆうそう)ともいうらしい。憂いを忘れて、前向きに、セキギョクテキに生きたいもの。

 


紫苑(shi-on)。しおに。鬼の醜草。萱草(わすれぐさ)。忘憂草。
A Japanese aster.

「秋暑し紫苑のにらむ朝曇り(aki atsushi shion no niramu asagumori)」(半石)
lingering heat,-
the Shion (aster) glaring at
the cloudy morning sky (Hanseki)
The Shion is said the flower that consigns the oblivion of Sorrow.
The morning sky of the lingering summer heat is always cloudy.
A legend over the photo taken by Hisashi Miura.
Naotaka Uematsu さんの facebook より


Sunday September 4, 2016

ニュージーランドでは9月の第一日曜日が父の日だと昨日初めて知った。なんの前触れもなく昨日、宅急便で次男からお菓子が送られてきた。電話をすると、彼は留守だったが、リンが父の日の贈り物だという。母の日の贈り物は今までもあったが、父の日は初めて。彼らからぼくや家人の誕生日、それに母の日などに、北海道のチーズ、軽井沢のアイスクリーム、神戸のプリンなど、洒落た洋菓子が送られてきたが、今回はなんと和風の信玄餅だった。

信玄餅は嫌いではないが、小さな木のヘラで食べると、きな粉がこぼれたりして食べずらい。それで敬遠することが多かったが、次男と奥さんからのプレゼントとあっては、食べないわけにはいかない。小さなプラスチックの器に入っているきな粉に埋もれた信玄餅を、大きめのお皿に開け、黒蜜をかけて、フォークで食べてみた。美味しい、おいしい。1つめを食べ終わり、2つめもぺろりと食べてしまった。今日も1つ同じ方法でいただく。ニュージーランドの父の日が9月の最初の日曜ということは、信玄餅とともに記憶に残るだろう。ニュージーランドの母の日は日本やアメリカと同じ5月の第二日曜日である。

今日は朝から暑い。真夏と変わらない。九州に接近している台風12号の影響か。比較的涼しい朝のうちに、家人の依頼で、1の畑の一部に耕運機をかける。それから、駄目でもともとと思いながら、先週、動かなくなった芝刈り機のエンジンをかけてみる。修理にだすには、梱包して九州の会社まで送らねばならない。面倒だし、修理代がかなり高くつくかもしれない。新しく買い替えたほうがいいかもしれない。しかしそれにはお金がかかる。そう思っていたところなので、ブルルンブルーンとエンジンがかかったときはうれしかった。

早速、少し伸びすぎの芝を刈る。芝刈りは大好きだ。働いただけの成果をすぐみることができる。それに刈ったばかりの芝生の匂いが好きだ。11時、太陽が照り付け、もう無理。残りは夕方することにして切り上げる。夕方、残りを刈る。





紫苑が咲き始めた。真夏の暑さでも、秋がくれば、秋の花が咲く。



夜、翻訳を少し。ただ少々疲れていて、うとうとすること多し。締め切が少し早くなったとの連絡あり。なんとかしなければ。


Saturday September 3, 2016

オーリアッド土曜日のオープンマイク。初回出演順に(敬称略):丸山俊治、服部ふあ、坂井俊水、赤羽真理、三浦久。

今日はお店についたら、ふあさんが待っていた。しばらくして2人の若者が入ってくる。そのうちの一人が「三浦先生はいますか」という。「ぼくですが」と答えたが怪訝な顔をしている。それで気づいた。家人がずっと前に隣町の高校で教えたことのあるフィリピン出身の若者だ。ぼくも会ったことがある。名前はマイケル。もう一人はマイケルの友だちだった。家人が厨房から出てきて、オープンマイクが始まるまで、懐かしそうに話す。

今夜は、先ず丸山さんが「真田隊軍歌」「公園の手品師」を歌ったせいか、今日の前半は、カバー曲の夜になった。ふあさんも最初はカバー曲から入り、「島」「うた」と彼が曲をつけた二人の詩人の詩を歌う。坂井君も All My Loving から入り、オリジナル2曲「The Black High Heels」「僕らの夢」を歌う。赤羽さんは、クリスチャンだというマイケルと友だちのために、賛美歌209「慈しみ深き」と聖歌397「とおきくにか」を歌い、最後に「千両梨の実」。

ぼくもTennessee Waltz, Tomorrow Is a Long Time, そして Bird on the Wire を歌う。 フィリピンの若者たちには英語の歌のほうがいいかもしれないと思ったからでもある。そして前半の最後、マイケルと友だちのために、 Amazing Graceを全員で。そして二人を中心に記念撮影。ふあさんに写真を撮ってもらったのだが、家に帰る前、チェックすると写っていない。家人がマイケルに電話して、彼にスマホで撮った写真を送ってもらい事なきを得た。















後半特筆すべきは丸山さんの新曲「覚えられないが覚えている忘れているが忘れない」。その忘れられないもの何か知り、厳粛な気持ちになる。

それに、今夜はいつもかぶるハンチングを玄関に忘れてきたので、急遽、20年も前にシドニーで買ったテンガロンをかぶることに。20年前、ぼくの髪はふさふさでちょうどいい大きさだったが、今かぶるとぶかぶかだ。それで、昨年寺町通りの帽子屋さんが教えてくれたように、厚紙を1.5センチほどの幅に切り、帽子の内側の縁に入れる。なんとかかぶれるように。

今夜マイケルと友だちのおかげで、しみじみとしたいい夜になった。


Friday September 2, 2016

昨日とり残した冬瓜を今朝とる。シルバービートと雑草が生い茂り、どこにあるかわからない。足で探りながら一つひとつとる。わずかな藪の中に15個ほどの冬瓜が隠れていた。そのあと、刈払い機で、一株のシルバービートを残し、雑草もろとも刈り払う。



朝、昼、夕と、家のまわりの写真を撮る。3の畑のコスモスがきれいだ。それに夕暮れの空の色も。ベンチにすわり刻々と変わる空を見ているとあきることがない。





終日LC。コーエンの詩に、パトリック・レナードと息子のアダムが曲をつけた歌がある。とてもいい。


Thursday September 1, 2016

いよいよ9月。朝晩はかなり涼しくなった。朝、家人が徳寿会(区の老人介護事業)へ行っている間、3の畑の道路沿いの部分の草を刈り、耕す。そのあと、2の畑の冬瓜を収穫する。1本の冬瓜の苗から、夥しい数の実がとれた。





この写真は朝撮ったもの。午後遅くにもほぼ同じ数がとれた。しかもまだ畑にいくつか残っている。

午睡のあと、家人と一緒に牛糞の肥料をまき、耕運機で3本の畝をつくる。白菜、野沢菜、玉ねぎなどのため。

夜、LCの新譜のすべての歌詞が届く。今夜はそのうちの数曲をわからないところはとばして訳してみる。いよいよ、楽しくも苦しい時間を迎えることになる。


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